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2006年09月27日
林順之亮日記■健康食品のエビデンス

「健康食品のエビデンスとは」という内容で、日経新聞社から取材を受けた。

今更ながらというタイトルだが、市場は「自由競争→健康被害→自主規制→健康被害→法規制」と、整備までいくつかの段階がある。
安全規準が整備されて、安心が浸透するわけだが、不信が浸透してから、表題が問題視されるという、リスクマネージメント体質が問題だ。

さて、エビデンスというと有効性を立証するための分析試験が注目されがちだが、もっと安全性を立証するためのエビデンスに意識を注ぐべきではないだろうか。

医薬品並のエビデンスを訴求するプラスのアプローチより、食品らしく安全であることを立証するニュートラルなアプローチを確立することこそが、健全な市場育成になる。

それが出来ていないため、一部の健康被害などのマイナスのアプローチで、プラスになるどころか、不信感による市場崩壊を危惧しなければならない結果を招いてしまう。

本来、健康食品のエビデンスの在り方は、徹底的にマイナス因子を排除しているというデータを揃えることではないだろうか。

一般細菌、大腸菌試験だけでなく、植物成分なら砒素、重金属試験、海洋成分なら水銀試験も行い、いつでもデータを揃えておくことだ。

全健康食品メーカーが、安全であるというニュートラルな状態を構築できれば、効果など訴求しなくても、市場は成長するだろう。


投稿者 Kenkou : 2006年09月27日 10:22