2006年07月24日
林順之亮日記■サプリメント評価規準
私の参加する第三者機関、NPO日本サプリメント評議会では、評価の重要なポイントがある。
それは、食品衛生試験とロット毎の成分分析試験だ。
1.食品衛生試験は、砒素重金属、一般細菌、大腸菌など、衛生的問題がないかをチェック。
2.成分分析試験とは、標示通りにmgが含有しているかをチェックする。
1は問題ないことが多いが、2は開発時に行ったものしかないことが殆どである。
何故、成分分析試験をロット毎にする必要があるのか。
それは、ロット毎の開発環境が、温度、湿度など、衛生管理面、原料の状態に問題がないかなど、保証の限りではない。
また、時間に比例して成分が劣化するからだ。
それを知っている開発者は、賞味期限まで機能するよう、規準値ぎりぎりまで成分を入れる。
実際に、開発時には問題なかった製品が、数年後同じ環境で行ったの試験では、ある成分が検出できなかった例は少なくない。
試験費用だが、例えばビタミンC単品だけなら、1万円弱で済むのだが、マルチビタミンなど30成分含有していれば、30万円近い費用がかかる。
費用面でこれらの安全管理を怠る企業もあれば、消費者には、そのような知識がないとリスクヘッジの必要性すら感じていない企業もある。
www.google.co.jp/trendsで、健康食品と入力してみて欲しい。
確実に健康食品業界は、淘汰の時代に突入している。
エビデンスとはいかずとも、足元をすくわれない安全管理の徹底をお願いしたい。
投稿者 Kenkou : 2006年07月24日 11:25
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