2006年03月07日
45万人のモニター試験
■■順之亮日記■■
診療機関を束ねている団体が45万人の対象モニターを使い、食品モニター試験を開始する。
トクホの臨床試験モニター数はせいぜい50人~100人。
臨床試験モニター1人当たりの謝礼の相場を15万円とすると、50~100人のモニター試験の謝礼の合計は750~1500万円。結構な金額だ。
これが我が国の食品効果を立証する最高峰の評価制度とされている。
栄養学先進国アメリカのNCCAM (国立補完・代替医療センター)では、1つの食品成分効果の臨床試験に5年間で5000人を投入する。
この数字を考えると、エビデンスにとって数が重要であることは言うまでもない。
少数モニターの場合、思い込みによるプラセボ効果などの懸念もある。現状のエビデンスのあり方を考えさせられた。
上記の45万人を対象にした大規模試験は意外に万能で、アンケート形式の統計学的分析から、血液検査による使用前使用後の化学的な変化まで、クライアントのニーズに細かく対応してくれる。
「1000人モニター試験で80%に効果がました」。
消費者にとっては結構なインパクトだろう。
投稿者 Kenkou : 2006年03月07日 19:33


