2006年02月22日
エビデンス
余命6ヵ月の末期ガン患者がうちの○○○○○を食べて2年も延命したんだ!」
とある健康食品メーカーの社長に興奮してそう言われた。
とりあえず「凄~い!そうなんですかぁ」と煽ってみると、さらに社長はエスカレートして、レントゲン写真に映っていたガン細胞が消えたと話を続ける。
そのうち、「死人が生き返った」とでも言いだしかねない冗舌ぶりだ。
「ガン細胞が消えたレントゲン写真を見たいので、主治医と遺族に取材を申し込んでもいいですか?」
そう聞いた途端、社長はアタフタと話をはぐらかし、会話は終わる。気持ちは分からんでもないが、消費者もそれほど馬鹿ではない。
「本物と見た目の同じ偽物を一定期間モニターに摂取してもらい、数値にこのような違いがあることが確認できた」
このような報告の方が、信憑性がある。試験コストに投資をしても、売り上げに跳ね返ってくると思う。
健康食品は医薬品のように、製造工程での臨床試験が義務付けられてない。
しかし、コストがかかっても開発計画にエビデンス戦略を組み込む価値はある。
なぜなら、健康食品は継続購入率が命であり、エビデンスは消費者に「製品を継続することに間違いはない」と思わせる納得材料となるからだ。
コンテンツ「エビデンス戦略」などご参考に。
投稿者 Kenkou : 2006年02月22日 10:00


