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タニタがgooとコンテンツ提携

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「提携」(株)タニタ(東京都板橋区、谷田千里社長)は2009年1月21日より、同社が提供する「からだカルテ」とNTTレゾナント(株)(東京都港区、中嶋孝夫社長)が提供する「gooからだログ」の提携をスタートした。

両サービスの提携により、タニタの通信機能を備えた体組成計などの健康計測機器で測定した身体データを、入力の手間なく「gooからだログ」上 で、記録・グラフ化でき、ダイエットや健康管理などに役立つコンテンツの相互利用が可能となる。健康計測機器で計測したデータとの連動は、国内大手ポータ ルサイトでは初。

(株)タニタヘルスリンクの坂井康展社長は、今回のサービス連携について「当社計測機器で管理するデータを様々な層が利用するgooからだログと 連動することで、同性・同世代にとどまらず、性別や世代を超えたコミュニティの形成が期待でき、利用者個人の健康ポータルとしてだけでなくさまざまな世代 との新しいコミュニケーションスタイルが形成できる」と説明。

NTTレゾナント・メディア事業部長の浅田安茂氏は「長年、健康関連サイトの運営をしてきたが、ダイエット関連はもっぱら女性が利用するものだっ た。それがここ2年ほどでメタボの影響も有り男性も参加するようになった。そうした中で記録をつけることが継続の障害になりがちだったが、タニタの機器で はその記録が自動的にアップされる。当社はネット上でさまざまなコミュニティの場を提供しているが、今回の提携によりそのデータとコミュニティが互いにメ リットを出し合うことで、ささやかながら日本の健康に貢献できればと考えています」と話した。

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データ連携のイメージは、タニタの測定機器で体重、体脂肪、内臓脂肪などを測定。それらを対応の通信機器でからだカルテデータベースへ送信。そこ からそのデータが、gooからだログへ自動転送される。測定する身体データは、体重などのほか、体内年齢、推定骨量、歩数、消費カロリー、血圧、脈拍など 13項目。

すでにからだカルテを利用しているという会見にゲスト参加した横浜ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久氏は、今回の連携スタートについて「健康 管理というのはひとりでやっているとどうしても妥協しがち。こうやってコミュティを通じてやると誰かが頑張ってるから自分も、と張り合いが出る。数字やグ ラフも励みになる」と一ユーザーとして、期待を寄せた。

からだカルテは、タニタが通信機器を備えた体組成計などの健康計測機器とウェブを連携させた会員制の健康管理サービス。gooからだログは、健康管理のために必要な”継続性”を追及する記録型ダイエット・ヘルスケアコミュニティサービス。

両社は、今回の提携により、会員登録の連携をはじめ、今後、利用者のさらなる利便性の向上を図っていく。なお、提携開始キャンペーンとして「減らした体重・増やした筋肉買取キャンペーン」を実施する。

2009年01月21日 16:40