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うなじを温める健康機器が好調

うなじ岩盤浴 (株)コージン(東京都墨田区、大脇健二社長)が今秋より発売した部分温熱器「海化石うなじ岩盤浴」が、最高の滑り出しをみせている。女性誌への特集掲載で注文が殺到。早くも当初用意した1800個を完売した。今後は、男性にも訴求しながら、東洋系のエステ、鍼灸院、整骨院などへ拡販を図る。
 同製品は、ベルト型の部分温熱器。同社が各商品に使用する軟質多孔質の天然無機物の「海化石」を黄土、ゲルマニウムとともに温熱面に満遍なく散りばめ、手軽に岩盤浴が楽しめる。
「もともとはお腹や背中を温める商品として企画がスタートしました。実際、99%それで商品化することが決まっていました。そうした中、今春にうなじを温める効果について掲載れた書物を見て、これだと思い、仕様変更などを行いネーミングにも『うなじ』と付け、うなじもお腹も背中も温められるいまの形になりました」と同社・大脇社長は開発のエピソードを明かす。
うなじ岩盤浴 うなじは、温めたりほぐすことで血圧の異常や更年期障害など不定愁訴を和らげるといわれる。お腹や腰は温めることで便通改善、血流改善などが期待される。同製品は、それら各部を温めるのにベターな形状となっており、部分温熱効果を手軽に体感できる。
温熱部に使用される海化石は、約6000万年前のサンゴを中心とした海洋動植物成分が長い年月をかけて微生物により分解・再合成された天然の無機質資源で、多孔質で知られる備長炭の数十倍の穴があるいわれる。そこからは、大量のマイナス電子が発せられる。さらに体の心まで暖まるといわれる韓国サウナで使用される黄土、ゲルマニウムが相乗効果を生み、同製品ではじんわり温まる“ホーム岩盤浴”を楽しめる。
 同製品は、3つの石が専用のミシンにより縫い目なく編み上げあげられるなど、手が込んでおり、しっかりとした作り。温度調整は、高、強、中、弱の4段階で、8時間、3時間、1時間、30分のタイマーを内蔵する。ベルトにはマジックテープがついており、長さを自在に調整できる。
うなじ岩盤浴同社では今後、男性にも訴求し、拡販するほか、温泉旅館、ゴルフ場、など幅広く展開していく予定。OEMにも対応する。税込の価格は2万790円。

2008年12月17日 16:35