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「堂々」吸える健康的な「電子タバコ」を新発売

「食品展」素数(株) (東京都渋谷区、足立哲男社長)はこのほど”電子タバコ”「mismo」を発売した。ネットショップのほか、バラエティストア・ドラッグストアをはじめとした全国雑貨小売店などで販売する。 同製品は、タバコの形をしているだけでなく本物のタバコを吸うような煙が味わえるツール。海外などで禁煙サポートプログラムに使用されるタイプのものとは一線を画し、ニコンチンは一切使用せず、代わって2タイプのフレーバーに健康成分を配合したノンスモーカーでも楽しめる新しい形のリフレッシュアイテムとして提案する。 「あえて禁煙だけにこだわらないアイテムとして提案しています。そこで注力したのが、”煙”の質です。煙の代わりとなるフレーバーの成分は、おいしくてさらに健康にいいことを目指し、妥協しませんでした。タバコを吸わない人にも新しいリラクゼーションアイテムとして多くの人に利用してもらえれば」と同社副社長の小幡純子氏は展望を語る。 食品展 受賞作品本体の構造は、基本的に電子タバコと同じ。吸引口から吸うことにより、マイクロコンピューターが作動。空気中の水分及びフィルター内の液体をバッテリーの電力で変霧器が霧状化。その結果、吸引口から煙(水蒸気)が発生する。吸引の際には先端のLEDライトが赤く点灯し、リアリティを演出する。 禁煙サポートツールとしてみると1万円を超える価格は決して安くはないが、同社では「それに見合う内容に仕上がった」とそのクオリティーに胸を張る。グレープフルーツとミント2タイプがあるフレーバーフィルターは、国内の食品工場で美味しさにこだわり調合・生産。ニコチンやタールといった有害成分は含まず、代わって健康美容成分のコエンザイムQ10、ビタミンCを配合するなど、一過性のブームで終わらせないこだわりを満載する。 本体はバッテリー充電式で2~4時間の充電で使用でき、利用時間は吸引回数によって変動する。交換式のフィルターは1個で約300回の吸引が可能。発売間もないが、すでにすっかり肩身の狭い思いをしている愛煙家はもちろん、嫌煙派にまで大きな反響を呼んでおり、ネットショップ、店頭販売で想定以上の売り上げを記録するなど、快調な滑り出しをみせているという。 「食品展」本体カラーはノーマルな白、アダルティなブラック、女性向きのピンクの3色あり、好みやシチュエーションによって選択できる。本体に交換用フレーバーカートリッジ2本(ミント、グレープフルーツ各1個)、充電器がセットになった「スターターキット」の税込価格は1万2,600円。交換用フレーバーカートリッジは1,050円(3本入り)。同社では同製品を「ニコレスタイル」ブランドで展開し、今後、関連商品を発売していく。

2008年12月01日 16:01