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おいしくてヘルシーな発芽玄米加工食品が決定

「第一回発芽玄米加工食品展」 日本発芽玄米協会(事務局神奈川県横浜市、池森賢二会長)は18日、都内で「第一回発芽玄米加工食品展」(~20日=東京ビッグサイト)を開催。オープニングイベントとして、同展“発芽玄米加工食品コンテスト”の表彰式を行った。
 同展は、日本発芽玄米協会が米消費の拡大、振興を目指し、発芽玄米の実需開墾を期し、企画。協会設立3年で初めて開催された。加工食品展は、同展内で発芽玄米の可能性を広げる企画として、国内取り扱い業者などから作品を募り、行われた。
第一回発芽玄米加工食品展 受賞作品 集まった作品は104品。その中からこの日までに6品が選ばれ、審査委員による厳正な審査の末、受賞作品が決定した。農林水産省総合食料局長賞には大島食品工業の「発芽玄米パフ黒糖味」、発芽玄米加工食品展審査員長賞はケンコーマヨネーズの「発芽玄米サラダベース」、日本発芽玄米協会会長賞にはファンケルの「発芽玄米ロールケーキ」、アイディア賞には福盛ドゥの「発芽玄米ロール」、審査員特別賞にはセブンフードサービスの「一口鶏五目」、野口食品の「発芽玄米粉入りだんご」がそれぞれ選ばれた。
 コンテストを総括した衆議院議員で審査委員長を務めた島村宜伸氏は「自分で噛んで自分で味わって健康の基を作れるのが発芽玄米。高齢化が進んでいますが、長生きしたら元気はつらつ、が長寿の本当の意味。104品から6品選ぶのに正直迷いましたが、どれも将来に期待できると感じ、食しました」と健康食としての発芽玄米の可能性に期待を寄せた。
「第一回発芽玄米加工食品展」 発芽玄米の普及に尽力する池森会長は「協会を設立し3年。ようやく発芽玄米にもフォローの風が吹いてきました。おいしく、栄養価も高い発芽玄米は食品として非常に優秀。予防医学の観点からも発芽玄米を普及させねばならない」と同展開催を機に、さらなる発芽玄米の普及拡大を図ることを力強く宣言した。
 なお、受賞作の展示、試食、セミナーなどさまざまな企画が楽しめる同展は、20日まで開催される。同協会では今後、同展を定期開催する予定。

2008年09月18日 18:00