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認知度上昇中の金の糸美容術を本格展開

金の糸美容術 金の糸アンチエイジング協会(東京都港区、田中裕二理事長)が「金の糸美容術」の取次店拡大を本格化させる。昨年度の同美容術体験者が前年比200%を達成するなど、認知度の向上もあり、サロンなどをターゲットに拡販を図る。
 金の糸美容術は、ロシア発祥の美容術。古代エジプトのミイラをスキャンした際、その皮下に純金の糸が確認されたことからロシアの考古学者が、考案。約20年前から行われはじめ、現地では有名プリマが全身に入れるなど、究極の美容術として定着している。日本では約4年前から施術を受けられるようになった。
 同協会は、日本で初めて「金の糸美容術」を行い、これまでに2000人以上の実績と数多くのドクターに指導してきた医学博士の江崎哲雄氏と日本で初めてその施術を受けた田中理事長が企画した「エザキ・クリニック」が行う「金の糸美容術」を正確に伝えるために設立された。
 「金の糸美容術は、皮下に金の糸を入れる美容術です。いわゆる美容整形でリフトアップや吊るものとは根本的に違い、顔の形状を変化させません。さらに一度入れてしまえばその後は基本的に施術の必要がない美容術です。最近はテレビなどで取り上げられ、少しずつ認知度も上がってきましたが、同時にまがいモノも増えています。注意していただきたいのはこれはたくさん金の糸を入れればいいわけではなく、最も重要なのは、施術者の経験や技術ということです」と田中理事長は説明する。
 同協会での施術は、第一人者の江崎博士が行い、使用する金の糸も99.9%の国産純金。それだけにこれまでに3000人以上の顧客に案内したが、一例のトラブルもないという。一方で体験者からは「肌にハリが出た」「シワがなくなった」「小顔になった」などの喜びの声が寄せられているそうだ。
金の糸美容術 施術は、カウンセリングなどを含めても平均2時間弱、実際の施術は1時間弱で終了する。効果は、3ヵ月から4ヵ月で現れ始めるという。リフティングが高く評価されているが、保湿効果の面でも優れた効果が期待できるそうだ。施術には医師免許が必要となるものの、施術後にサロンなどで美顔等の施術を受けると相乗効果が期待できるため、同協会では今後、サロン収益アップのオプションとして取次店契約拡大を図る考えだ。

2008年07月04日 15:50