介護用品を輸入販売するミノインターナショナル(神奈川県川崎市、杉山雄一郎社長)は、介護用下着「ミノパン」の改良型を新発売。現在、自社ネットショップなどで販売するが、今後はOEMを中心に本格展開を図る。
同商品は、防水ポケット付きの布パンツ。いわゆるオムツとは違い、薄くてかさばらず、肌着のようなソフトな肌触りで付け心地が快適な介護用下着となっている。改良型は、ブリーフ型だったものがスクエア型となり、露出部が少なくなった。
防水ポケットが大きな特徴で、いくつも機能を備える。縫い方を工夫した特殊構造(国際特許申請中)でパッドの横モレ、背モレを防止。その素材は防水性と通気性を併せ持つアメリカ製で、不快感を大幅に軽減する。さらに洗濯にも強く、耐久性が抜群。塩素系漂白剤が使えるので、大便のシミなどもきれいにとれる。
使いやすさ、使い心地、デザイン、耐久性など、従来のオムツの概念を変える同商品の開発には、実に8年もの歳月がかかっている。「人間の尊厳を考えた介護用の下着は出来ないものかと思案し、アメリカのミセス・フレデリカという世界的に有名な布オムツの専門家と出会ったのが8年前。そこから共同開発がスタートしました。彼女は布オムツ関連で英国その他先進国の国際特許を持っています。防水ポケットの構造は彼女が開発しました。縫製は中国の一流工場でリーズナブルに製造できます。日本の介護の現場の声も取り入れています。つまり、このパンツは日中米の3国合作品なんです」と同社・杉山社長は説明する。
人間の尊厳を考えた同商品は、経済性にも優れる。すべて紙おむつを使い、紙パッドを1日6枚使用したとして試算すると、1日1床当たりの平均オムツ代は約400円、ミノパンの場合はその約半分で済む(同社調べ)。また、紙オムツと違い、パッド部のみの交換となるミノパンはゴミの廃棄量が約半分(同社調べ)で、環境保全にも貢献する。布パッドの使用も可能で、その場合はおむつ代、さらに廃棄量は軽減する。
税込価格は1枚3,360円。4枚セットは1万500円。サイズはS、M、Lがある。
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