世界23カ国に展開する大手チョコレートメーカーのバリー・カレボー社(本社スイス・チューリッヒ)が開発した機能性チョコレートが注目を集めている。従来難しいとされた、プロバイオティックス菌の配合を工業規模で世界で初めて成功させ、常温での生菌数の1年保証を実現した。
同製品は、同社の調査でプロバイオティックス菌の生存率が優位に高いことが確認されている。従来、チョコレートの製造過程では、加熱や加圧により、菌が死滅し、配合は難しいとされていたが、胃の中での生存率は最大でミルクベースの4倍だったという。
画期的な開発となったチョコレートへのプロバイオティックス菌の配合にはフランスのラルマン社の技術「Probiocap™」が貢献。同技術は、プロバイオティックス菌を熱や打錠時の圧力、酸性条件などの過酷な環境から守るために生まれた新しい特許技術。特殊な装置によって、植物性脂肪酸でバクテリアをコーティングする。なお、同技術によるプロバイオティックス菌の保証期限は4℃、未開封で1年間。
ラルマン社は「このような共同プロジェクトの成功に非常に満足している。プロバイオティクスチョコレートはひとつのアプリケーションに過ぎず、今後この技術の可能性に大いに期待していただきたい」としている。
同技術を用いたProbaiocap™ シリーズは、国内ではセティ(株)(東京都千代田区、ファビエンレジャル代表)が展開している。
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