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ピクノジェノール広報委員会 / 抗酸化物質ピクノジェノール®の血流改善効果の最新リポートを公開

「ピクノジェノール®はフランス松樹皮から抽出した天然植物エキス」写真 ピクノジェノール広報委員会はこのほど、“ピクノジェノール®”が人体の一酸化窒素(NO)の産生を促進することで血流を改善し、筋肉への酸素供給を増大させる効果があることを最新臨床研究発表リポートして公開した。「ハイパーテンション・リサーチ(HR)」誌2007年10月号に掲載された。
 “ピクノジェノール®”はフランス南西部沿岸に生息する海岸松の樹皮から抽出した天然の植物エキス。“プロシアニジン”や“バイオフラボノイド”、“有機酸”などが含まれ、これまでにさまざまな有効性が報告されている。
 実験は、広島大学大学院医歯薬学総合研究科で実施。22.4±2.2歳代成人16人(男性)を対象に二重盲検対照試験で行われた。2週間毎日、“ピクノジェノール®”またはプラセボをそれぞれ180mg摂取し、NO産生に対する“ピクノジェノール®” の効果を特定するため、被験者にアミノ酸Lアルギニン阻害剤を注入した。
 その結果、“ピクノジェノール®”を摂取したグループは、血流が42%増加。一方、プラセボを摂取した対照グループは、血流の顕著な増加を示さなかった。
 試験を行った同大・東幸仁准教授は「この結果はピクノジェノールを摂取すると神経伝達に反応してより多くのNOが体内で産生され、それによって動脈が拡張して血流が改善されるということを示唆しています。NO産生の産生が促進されることで、活動筋の酸素需要に応えることができ、嫌気的代謝(無酸素運動)を回避できます。このような考察から、酸化ストレスが関与するさまざまな病気に対してピクノジェノールは有用な代替治療の手段であると判断しています」と見解を語った。
 “ピクノジェノール®”を世界中に供給するホーファ・リサーチ社の化学情報部長フランク・ショーンロウ博士は、今後も研究を続ける必要があるとしながら「運動選手に大変な朗報。運動時には筋肉はより多くの酸素を必要とするが、ピクノジェノールを摂取することで筋肉への血流を増加させることができ、その結果より早く動くことができる。人が激しい運動をするとき、神経から神経伝達物質アセチルコリンが筋肉周辺の動脈に放出され、動脈を拡張させるが、この一連のプロセスにはより多くのNO産生が必要とされる」と今回の結果に期待を寄せている。

2008年02月18日 19:50