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シード・プランニング / メタボとアンチエイジング対策食品調査書を発行

 調査・コンサルティング会社の(株)シード・プランニング(本社東京都台東区、梅田佳夫社長)はこのほど、「機能性食品素材総合調査―メタボリックシンドローム編」と、「同―アンチエイジング編」を発行した。
 同書は、機能性食品素材取り扱い事業者60社を対象にヒアリング調査を行い、市場の現状と将来展望を探ると共に、メタボリックシンドローム対策食品素材40とアンチエイジング対応食品素材35の市場規模とメーカーシェアを明らかにしたもの。売り上げ上位素材は、(1)錠剤やカプセル状のサプリメントだけでなく、飲料や一般加工食品にも利用可能、(2)体感性が良く、効果が分かりやすい、(3)トクホとして表示可能な素材であることが特長だ。
 メタボリックシンドローム対策食品素材の1位は、100億円を超える売上高と推計される「大豆タンパク」と「難消化性デキストリン」。次いで、トクホ素材として“水溶性食物繊維”の補給ができる「ポリデキストロース」や一般的に認知度の高い「DHA」、「EPA」、「PDA」などとなっている。
 アンチエイジング対策では、1位が「コラーゲン」で、体脂肪抑制効果が期待される「茶カテキン」、「ブルーベリー/ビルベリー」、「コエンザイムQ10」、「ヒアルロン酸」と続く。
 今後、ヒットが予想される素材としては、“ポリフェノール”含有量が高く、強力な抗酸化作用を持つベリー類「アロニア」、生活習慣病予防の“α‐リノレン酸”、ガン予防の“リグナン”を含有する種子「アマニ」、インド伝承医学で用いられるメタボ素材で美容効果も期待できる「ニーム」、記憶力・認知力向上が期待できるインド伝承医学素材のハーブ「バコバ」、パプリカ由来色素で、加齢黄班変性症、白内障などに効果がある「ゼアキサンチン」、天然の抗酸化剤として、アンチエイジング用途での利用が期待されている「パーム由来トコトリエノール複合体」を挙げている。
 税込み価格は、1冊・13万2300円、2冊セット・23万6250円。

2008年01月10日 15:25