ビーエイチエヌ(株)(本社東京都千代田区、石原健夫社長)はこのほど、機能性素材として“レモンバーベナ”の供給を開始した。すでに引き合いもあり、同社では、新たな関節対応素材として、従来素材である“グルコサミン”などとの併用を提案しながら拡販していく。
同素材は、クマツヅラ科、アロイシア属の植物で南米を原産とし、現在は地中海沿岸地域で栽培される。伝承的に薬用植物として利用され、健胃、解熱、鎮静作用があるとされる。特に葉の部分に効果があり、レモンミントの風味がすることから、ハーブティーやスパイスとして親しまれてきた。
強い抗酸化能を有す同素材は、ORAC Assayにおいて“ローズマリー”や緑茶よりも高い活性を示している。また、同素材に含まれる“アクテオシド”および“イソアクテオシド”は、炎症を引き起こすプロスタグランジンE2を産生する酵素のシクロオキシゲナーゼ-2の活性を阻害することが知られている。
供給元が中軽度の関節痛を持つ被験者25名に同素材を1000mg/日を24週摂取させ、質問票による痛みなどのスコアー評価を行ったヒト臨床試験では、6週目から顕著な改善が認められ、24週目には「改善した」と回答した被験者が約4割に達した。
同社ではそういったデータも踏まえ、関節対応素材として代表的な“グルコサミン”や“コンドロイチン”などとの併用を提案しながら拡販するほか、飲料や食品に付加価値を与える素材としても幅広くアピールしていく方針。まずは年間3トンの供給を目指す。
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