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日本緑茶センター / 健康茶「パハリト インスタントマテ茶」を老人ホームなどへ拡販

健康茶「パハリト インスタントマテ茶」写真 日本緑茶センター(株)(東京都渋谷区、北島勇社長)は、健康茶「パハリト インスタントマテ茶」を、今後宅配会社に拡販したいほか、老人ホームなどへ導入していきたい考え。現在の販路は、百貨店、高級スーパー、ハーブ専門店、他社ネットショップなど。
 同製品は、南米で16世紀には健康茶として飲まれていたマテ茶を、水や湯に溶かすだけで簡単に飲めるインスタントタイプとしたもの。南米ではパンやイモ類やトウモロコシなどを主食に大量に肉を食べ、野菜をほとんど摂取しないのに生活習慣病の発症率が特に高いわけではないのは、「飲むサラダ」といわれるマテ茶を日常的に摂取していることからだといわれている。
 マテ茶は、野菜に多く含まれるといわれる“ポリフェノール”や“フラボノイド”を豊富に含んでいる。“ポリフェノール”類は、活性酸素が過剰に発生することによる体内の酸化障害を抗酸化力により未然に防ぐ働きがあるほか、糖尿病の発症を予防する。“フラボノイド”も、どの“フラボノイド”が効力を発揮しているのか判明していないが、抗酸化力を有する。また、“不溶性食物繊維”と“水溶性食物繊維”をバランス良く含んでいることから、便秘解消や糖尿病や動脈硬化症、高血圧など生活習慣病の予防にも有効だ。
 マテ茶特有の成分である“マテイン”は、利尿効果と血行促進作用があるとされ、高血圧の予防や冷え性の改善に効果がある。また、他のお茶と比較して豊富に含有しているのが“ミネラル”で、“マグネシウム”は“食物繊維”と協調して便秘を予防し、“カルシウム”は骨粗鬆症を予防する。また不足すると貧血を引き起こす“鉄”を緑茶の約5倍、不足すると味覚障害、糖尿病などを引き起こす“亜鉛”を緑茶の約2倍含む。
 日本では、まだ知名度が低いが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出演した俳優ヴィゴ・モーテンセンが、来日した際マテ茶を飲んでいたことで、一躍注目が集まった。
 味は甘苦い。税込み価格は75g・609円。

2007年09月18日 18:30