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わかさ生活 / ラット実験でビルベリーの脂質代謝改善効果を確認

 (株)わかさ生活(本社京都府京都市、角谷建耀知社長)は、同志社女子大学・仲佐輝子教授のグループとの共同研究「ビルベリーエキスの脂質代謝に及ぼす影響」においてラットの脂質代謝改善効果が得られることを確認。8日の日本食品科学工学会第54回大会で学会発表した。
 
実験は、ブルーベリーサプリメントの原材料、北欧産野生種「ビルベリー」の機能性研究を続ける同社が、近年社会問題化するメタボリック症候群の原因である内臓脂肪の蓄積や血糖値の上昇改善に効果があるかを調べるために実施。目の疲れや眼精疲労に作用することで知られるビルベリーの新たな効能の発見に期待が寄せられた。
研究方法は、A.生後6週間のラットを「脂肪分の多い食餌のみを摂るグループ」、B.「脂肪分の多い食餌と一緒に0.25%のビルベリーエキスを摂るグループ」、に分け4週間飼育。それぞれのグループの数値の変化を比較した。
その結果(図表参照)、グループBはグループAに比べ体脂肪が少なく血糖値や血中脂質量も低いことが確認された。このことからビルベリーエキスには、メタボリックシンドローム発症の予防効果が期待されることが考察された。

ビルベリーエキス研究結果の写真
2007年09月10日 17:30