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日本ホールフーズ / “ビルベリー”健康食品に原料のロゴを入れて効果をアピール

健康食品「ビルベリープラス」写真 日本ホールフーズ(株)(本社東京都千代田区、佐藤格社長)は9月より、健康食品「ビルベリープラス」及び「ビルベリー」の製品パッケージに、インディアナ社の“ビルベリー”原料「Mirtselect™(ミルトセレクト)」を使用している旨を告知するため、「ミルトセレクト™」のロゴを入れる。
 「ミルトセレクト™」は、フランス、イタリア、スペインでは夜盲症、白内障、緑内障、黄班変性症、網膜色素変性症、糖尿病性網膜症などを治療する医薬品として使用されている原料で、両製品にはそれら医薬品と同じ分量の「ミルトセレクト™」を含有している。「ミルトセレクト™」は16種類の“アントシアニン”を含んで、それぞれ働いていることが医薬品の成分測定法「HPLC法」で判明している。抽出法は、水抽出を行っており有機溶媒を行っていないため、有害な物質を含有する危険も無い。
 これら16種類の“アントシアニン”は、目の血液と酸素の流れを良くし栄養を補給すると共に、抗酸化作用により目の細胞の衰えを防ぐ。“アントシアニン”というと日本ではブルーベリーが良く知られるが、ビルベリー(ブルーベリーの野生種)はブルーベリーの約10~14倍の“アントシアニン”を含んでいる。
 同社がこのような原料の正当性をアピールするのは、「“ビルベリー”の原料コストは3年前の1.7倍になっているのに、末端製品の販売価格が下がっている。他社製品では代替原料が使われているか、使用されていても含有量が極めて少ないのではないか」(同社・佐藤社長)と考えているため。
 なお、健康食品「ビルベリー」及び「ビルベリープラス」は、日本でも国際緑内障学会会長である井上洋一氏が院長を務める井上眼科クリニックを始めとする医療現場で使用されている。「ビルベリープラス」は、葉山眼科クリニックの葉山隆一院長が開発したもので、目の網膜中に発見された“ルテイン”を含有している。“ルテイン”の過剰摂取は危険なため、安全な分量を葉山院長が設定し配合したという。
 効果は、50歳以下の人の眼精疲労なら4日程度で、50歳以上の人の病状改善は1ヵ月程度で実感できるという。
 税込み価格は「ビルベリー」が8400円、「ビルベリープラス」が8925円となっている。

2007年07月24日 16:40