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ピリカジャパン / 化粧品ブランド「ダドセンス」の商品説明会を開催

 (株)ピリカジャパン ダド事業部(本社東京都中央区、佐藤桂一会長)は17日、ドイツ皮膚科医が監修した、ドイツのアンネマリー・ボーリンド社の化粧品ブランド「ダドセンス」の商品説明会を開催した。
 アンネマリー・ボーリンド社は、「食べられない化粧品はつくらない」をコンセプトに、認証オーガニック成分や黒い森(シュヴァルツヴァルト)の湧き水を原料として、皮膚生理学の世界的権威であるゴルツ・リッツマン博士を始めとする開発陣が化粧品を開発している企業。その化粧品は、権威ある反自然破壊団体であるノイフォルム認定商品の販売店「レフォルムハウス」のスキンケア部門で50%以上のシェアを持つ。合成の防腐剤、香料、着色料不使用で、アレルギーの人にも仕える処方となっている。
 「ダドセンス」のラインは、ひどい乾燥肌・敏感肌向けのドライスキン用の「エクストロダーム」、ニキビ肌・吹き出物がある肌などオイリースキン用の「ピュラダーム」、エイジングケア用の「リジェネレーションE」・「エクトイン」に分かれている。
 「エクストロダーム」の主要成分は、バリア機能の回復をする“ルリジサ種子油”、水分を補給する“尿素”・“パンテノール”、抗炎症作用のある“パンテノール”・“ルリジサ種子油”・“ビサボロール”・“アラントイン”、鎮静作用のあるビサボロール“・“ルリジサ種子油”、“ミネラル”を補給する“死海塩”、かゆみを抑える“尿素”などを配合。また、“パンテノール”・“アラントイン”・“ルリジサ種子油”の組み合わせが皮膚抵抗力を強化する。商品ラインナップは、「フェイシャルクレンジング」、「インテンシブクリーム」、「クレンジングシャワーエマルジョン」、「スキンバーム」、「シャンプー」。このうち、「スキンバーム」と「シャンプー」はノイフォルム認定の最優秀製品賞を受賞している。
 また、3週間、31名(神経性皮膚炎24名、乾燥肌7名)に行った「フェイシャルクレンジング」と「インテンシブクリーム」と「スキンバーム」を用いたモニターテストでは、84%が改善されたと回答している。2週間、29名を対象とする「インテンシブクリーム」と「スキンバーム」を用いたモニターテストでは、皮膚はく離症状、かゆみ、乾燥がひどい肌、経皮水分蒸散量共に改善した。
 「ピュラダーム」の主要成分は、余分な角質を取り除く“リンゴ酸”・“クエン酸”・“乳酸”、抗炎症作用がある“ビサボロール”・“アラントイン”、抗菌作用のある“ファルネソール”を配合している。商品ラインナップは、「クリーミークレンジング」、「ディープクレンジングトーナー」、「デイリークリーム」、「インテンシブジェル」、「クリアマスク」、「ティントクリーム」。4週間、10名に行った「ディープクレンジングトーナー」、「デイリークリーム」、「インテンシブジェル」、「クリアマスク」を用いたモニターテストでは、コメド(ニキビの初期)の減少率、炎症の減少率共に上昇した。
 「リジェネレーションE」の主成分は、天然の細胞保護因子で細胞機能を活性化し、肌の免疫機能を強化し、肌老化を遅らせ保湿をもたらす“エクトイン”、肌の新陳代謝を促進し、健康な細胞の育成、再生を行う“ビオチン(ビタミンH)”、重要な微量元素で免疫細胞の活性化、“ビタミンA”と共に傷が治るのをサポートする“亜鉛”。これらを「エクトインアンチエイジングコンプレックス」と名づけた。その他、“ミネラル”・微量元素を豊富に含み、pH値を安定、保湿・鎮静作用のある“ヴィルトバートの湧き水”などさまざまな成分を配合している。商品ラインナップは、「ソフトフェイシャルクレンジング」、「フェイシャルトーナー」、「ファーミングデイクリーム」、「エナジャイジングナイトクリーム」。4週間、20名に行ったモニターテストでは、シワの深さが平均24%減少した。
 「エクトイン」の主成分は、“エクトイン”、“ヴィルトバートの湧き水”のほか、キメを整え肌を滑らかにして、肌を引き締めハリを与える“レッドクローバー”、細胞の結合を強化し肌の抵抗力を高め滑らかにし、保湿力を高める酵母由来の“セラミド3+6”。商品ラインナップは、「エクトフルイッド」のみ。4週間、20名のアトピー性皮膚炎患者に行ったモニターテストでは、保湿力とハリとシワの深さの減少率が増加し、経皮水分蒸散量の減少率は低下した。

2007年07月17日 18:00