(株)東洋新薬(本社福岡県福岡市、服部利光社長)は、同社独自素材「オーツグリン™」が副交感神経に及ぼす作用を京都大学大学院・人間・環境学研究科の森谷敏夫教授と共同研究し、経口摂取によるリラクゼーション効果を確認したことを、5月17~20日に開催された「第61回日本栄養・食糧学会大会」で発表した。
「オーツグリン™」とは、オート麦の穂、茎の部分をエタノール抽出したもの。オート麦はヨーロッパで伝統的に抗うつ剤として薬用されており、ドイツ保健省が定めた植物製剤規格「コミッションEモノグラフ」には、不安、ストレス、興奮状態、神経衰弱症、慢性疲労への効果が記載されている。
試験は、成人男性12名に「オーツグリン™」500mg入りカプセルを、また対照食品として空カプセルをそれぞれ別の日に摂取させ、心電図を記録、解析した。その結果、「オーツグリーン™」を摂取すると摂取30分後に対照食品と比較して副交感神経活動の上昇傾向が観察されたことにより、リラクゼーション効果が確認された。
作用機序は、「オーツグリーン™」を快感、多幸感に関わる神経伝達物質“ドーパミン”などの代謝を行う酵素である“Monoamine oxidase B”溶液に加えたところ、酵素の働きを弱める(IC50=0.114mg/mL)ことが確認されたことから、「オーツグリーン」が“ドーパミン”の過剰分解を抑制し、神経の働きを回復させていると推測される。

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