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リーテック / ヘアトリートメント器を家電量販店に拡販

ヘアトリートメント器「ナノエアー・トリートメント イオニート」 (株)リーテック(本社山梨県大月市、久松潤一社長)は、ヘアトリートメント器「ナノエアー・トリートメント イオニート」を家電量販店に拡販したい考え。現在の販路は、美容院・理髪店・カタログ通販・自社ネットショップ。
 同製品は、炭化水素のガスを燃焼して噴出した温風を髪に当てるもの。炭化水素のガスの燃焼により(1)水素と酸素が結びつき水となり、さらに電子と結びついてマイナスイオンを放出することで髪の表面を滑らかにし、(2)水の細かな粒子を放出することで髪に水分が浸透し、(3)炭素と酸素が結びついて二酸化炭素を発生、水に溶け込み電子と結びつき、弱酸性の炭酸イオンを発生し、髪の表面をコーティングするというもの。
 従来のマイナスイオンドライヤーが電気によってマイナスイオンを発生させ、約30万個/ccしかマイナスイオンを発生しないのに対し、同製品は100万個/cc以上(レンジオーバーで計測不可能)のマイナスイオンを発生する(環境イオン計測センター調べ)。マイナスイオンの到達距離が50cm~1mと長いのも特徴だ。また、(財)化学物質評価研究機構の調べによると、着火時は、着火前と比較してpH値が5.6から5.1に下がり弱酸性になり、炭酸イオンが1.7μg/Lから2.1μg/Lに増えた。
 同製品を損傷毛の毛先に用いたところ、使用前と比較して20%水分量が増加した。その水分量は7時間をピークに24時間持続した。
 10名に行ったモニターテストでは、1回3分の使用で1週間で効果を実感したという。モニターからは、「高価なトリートメントを使用するより髪が柔らかくなる」、「髪の毛の広がりが落ち着いた」、「髪の毛にツヤが出て、しっとりする」などの声が挙がった。
 使用方法は、温風なのでドライヤー替わりにも使えるが、カートリッジの炭化水素ガスを無駄遣いしたくない人は、ドライヤーで髪を乾かした後に使用するのがオススメだという。
 なお、同製品は、ガスを燃焼させることにより温風を出す仕組みで、米国・韓国・オーストラリア、カナダ、中国で特許を取得している。日本では現在特許出願中だ。
 サイズは携帯できるように小型。税込み価格は29400円。炭化水素のガスのカートリッジは525円。

2007年04月27日 14:45