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タニタ / 計測機器のデータに基づき健康支援サービスを提供開始

「モニタリング・ユア・ヘルス」 (株)タニタ(本社東京都板橋区、谷田大輔社長)は8日、レンタルした体組成計・血圧計・歩数計で計測したデータを取り込み、蓄積、身体パーソナルデータに基づき個々人に合ったさまざまな健康支援サービスを提供する「モニタリング・ユア・ヘルス」を開始する。計測したデータは、パソコンにはUSBメモリータイプの専用キー「リレーキー」で、携帯電話には「レシーバー」で取り込み、サイト上でグラフとして見ることができる。また、FAXか郵送でグラフを希望するユーザーには、無線で通信を行える計測器も用意した。2007年度には会員数4万人・売上高5億円、2009年度には、会員数45万人、売上高50億円を目指す。海外の会員獲得も視野に入れている。
 サービスの契約期間は24ヵ月で入会金2000円、月額利用料は1200~1800円。サービスを提供するWebサイトの名前は「からだカルテ」。コンテンツは(1)毎日の測定データがグラフで見られる編集グラフ日記、(2)食事分析&アドバイス、(3)ダイエットの疑問に答えたり内臓脂肪の基礎知識を提供する「健康・ダイエットBOOK」、(4)ブログである私の健康日記、(5)医師や専門家の監修の下、病気や話題の健康トピックスを紹介する「からだクローズアップ」、(6)歩数ゲーム、(7)ヘルシーレシピを紹介する家族の健康レシピ。メールマガジンも発行する。また、別途有料で減量指導・健康管理の経験が豊かな専門スタッフが、質問や悩みに答えたり、生活習慣に合わせた個別改善プログラムの提案を行う。
 同社は、このサービスに関してはさまざまな企業とアライアンスを組んでいく考えで、キリンヤクルトネクストステージ(株)とのアライアンスでは、キリンヤクルトネクストステージ(株)が運営するサイト「リエータカフェ」に測定データを提供するほか、キリンヤクルトネクストステージ(株)の新しい代替食品「プログラミール」の購入者には「からだカルテ」のサービスを2ヵ月間無料提供する。
サービスに対応する計測機器は順次拡大する予定。

2007年03月08日 16:50