ワイズスタイル / 特許技術で“コラーゲン”を分子が大きいまま表皮の第三層まで浸透させる美容液発売

　ワイズスタイル（本社東京都渋谷区、由井博子社長）はこのほど、米国特許の「皮膚透過“コラーゲン”配送システム」を採用した、美容液「ハイドロダーム　リンクル18」の販売を開始した。同製品の米国版「リンクルデューサー」は米国で月35万本を超える数を販売している。日本版と米国版の違いは、日本版に日本人の肌に合う“マリンコラーゲンⅠ型”を採用している点。
　“コラーゲン”は分子量が大きいため、たいていの化粧品は浸透せず表皮の保湿に留まっている。また、“コラーゲン”を表皮の下に浸透させるという化粧品は“コラーゲン”をナノ化して配合しているものが多いが、同製品は、「“コラーゲン”はナノ化すると効果が低くなる」（由井社長）という考えの下、“コラーゲン”の分子量は大きいまま表皮の第三層まで浸透させようというもの。「皮膚透過“コラーゲン”配送システム」とは、水と油の反発を利用し、過飽和状態を保ち“コラーゲン”を浸透させること。その浸透力は、拡散チェンバーによって測定したところ、表皮の第三層まで浸透するのに20分後60％、1時間後95％に達した。さらに、電気泳動法により浸透後の“コラーゲン”の形状が損なわれていないことを確認している。
　その効果は、米国・バッツ研究所の調査によると、3ヵ月後にシワの63.5％が改善されるという結果になった。特に40歳以上の人は効果が実感できるという。また、“コラーゲン”は細胞に必要な栄養を運び、老廃物の排出を促すため、シミなどの色素沈着を防ぐことにもつながる。
　そのほか、美白成分“アルブチン”などを配合した。
　映画撮影の直前に“ボトックス”注射や“コラーゲン注射”で肌を整えてきたハリウッドのスターが、こぞって痛みを伴わない同製品の米国版使用に切り替えたというエピソードがある。代表的なスターとしては、Desperate Housewivesのテリー・ハッチャーが愛用しているという。
　30ml・税込み価格は21000円。