(株)東洋新薬(福岡県福岡市、服部利光社長)は、“βグルカン”を豊富に含み、霊芝よりも効能が高いと言われる「鹿角霊芝」(サルノコシカケ科マンネンタケ)のマクロファージ貧食能試験と癌細胞増殖抑制試験を実施、免疫増強作用を確認した。この試験結果は8月26、27日に開催された第23回和漢医薬学会で発表された。
「鹿角霊芝」の効能に関する試験のひとつめは、免疫担当細胞であるマクロファージに関するもの。ラットから摘出した脾細胞に「鹿角霊芝」を添加した結果、濃度依存的なマクロファージ貧食能増強作用が確認された。貧食能とは異物を食べる働きのことで、このマクロファージ貧食能が増強されることで免疫機能が高まると考えられる。
ふたつめの試験は、“YAC-1”と“MOLT-4”という2タイプの癌細胞に「鹿角霊芝」を添加し、癌細胞の増殖を抑制できるかどうかを調べたもの。
“YAC-1”では「鹿角霊芝」を添加した2日後に、50μg/mlの濃度で18.1%、100μg/mlの濃度で23.5%、200μg/mlの濃度で32.3%の細胞増殖抑制作用が確認された。
“MOLT-4”では「鹿角霊芝」を添加した1日後に、100μg/mlの濃度で11.1%、200μg/mlの濃度で25.4%の細胞増殖抑制作用が確認された。
同社は今後も「鹿角霊芝」の免疫増強に関する試験を継続し、有効成分の特定と活用に注力していく考え。
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