(株)東洋新薬(本社福岡県福岡市、服部利光社長)は、第24回日本美容皮膚科学会・学術大会において松樹皮抽出物“フラバンジェノール”の長期投与により、シミ・くすみに対する治療効果があることを発表した。
同研究は島根大学医学部皮膚科・古村南夫助教授、佐藤典子講師、福岡大学医学部皮膚科・中村樹一郎教授により実施されたもの。成人女性21名を“フラバンジェノール”40mg投与群9名とプラセボ群12名との2群に分け、15~18ヵ月間投与を行った。この結果“フラバンジェノール”40mg投与群9名のうち、4名に老人性色素斑や肝斑などの改善が認められた。このほか頬部皮膚色測定を12月に投与を開始した群と4ヵ月後の翌年3月に投与を開始した群との2群に分け実施した結果、12月開始群は3月開始群と比較して、夏期におけるメラニン増加率が低い傾向が見られた。これらの試験結果により“フラバンジェノール”による表皮のターンオーバーが促進され、皮膚メラニン量を減少させる可能性があることが考えられる。
なお2004年10月の第22回美容皮膚科学会・学術大会においては成人女性77名に対し“フラバンジェノール”40mgを摂取させた医師より有用性を判定した。この結果シミ・くすみに対して“フラバンジェノール”が有用と認められた人は12週目で78%、24週目で91%と有意な結果が得られたと発表している。
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