CRN JAPANは15日、「第43回勉強会」を東京・ホテル グランドヒル市ヶ谷で開催した。勉強会では「オーストラリアの健康食品産業」と題して、オーストラリア大使館・健康・ライフスタイル産業担当・柳川舞商務官が講演した。柳川商務官は、オーストラリアのナチュラル化粧品、アロマセラピー商品、健康食品、サプリメント、化粧品材料、自然食品材料、スポーツサービスなどの企業の貿易コンサルティングを行っている。
柳川商務官によると、オーストラリアの健康食品市場規模は約854億円。毎年10%成長しており、販売チャネルは90%以上がOTCチャネルだという。大手4~5社のメーカーが市場を占有しており、中でもSymbion、Blackmoresの2社が60%のシェアを持つ。そして20~25%のシェアを占める小規模で高品質、革新的な商品を持つ数百の企業がある。商品別に見ると、ビタミン・サプリメントが市場の60~65%を占め、ハーブ・アロマセラピーは35~40%のシェアを持つ。受託製造企業は3~4社あり、市場を占有している。これらのメーカー、受託製造企業に共通する特性は、オーストラリアの医薬品管理機関“TGA”のライセンスを取得する義務がある点だ。
“TGA”とは、メーカーが商品の効能をうたう場合や製造ラインに関係するライセンスで、独自の委員会が判断を行う。表現したいヘルスクレームによって要求されるデータのレベルは異なり、臨床データが求められるケースもあれば、既存の学術論文などを提出すればいいケースもある。また、“TGA”に登録された製品の効能を直訳して日本で使用できるかどうかは、厚労省の判断によるという。機能性食品については“TGA”の登録規制はないが、今年、新しい法律が導入されようとしている。
消費者の動向としては、70%以上の消費者がサプリメントを摂取しており、60%以上の消費者が医薬品よりも健康食品を好む傾向にある。
また、革新的な商品の例として、有機栽培の小麦若葉の新芽エキス「Dr.Wheat Grass Super Shot」を紹介した。同製品は医師が開発し、臨床試験を経て開発されたもので、“TAG”登録商品。成長ホルモンの刺激、脂肪の代謝促進、血液中のグルコース安定、神経細胞の機能維持、動脈硬化の防止、免疫力アップ、老化による体の衰弱や筋肉の衰え・肥満と骨折の予防などの作用がある。認定オーガニック商品の例としては、ACO(オーストラリアのオーガニック認定機関)認定とJAS認定を取得しているAloe Wellness社の「ピュア・アロエベラ・オーガニック・ジュース」を挙げた。必要なだけのアロエを採取して出荷するJUST IN TIMEマネージメントを実施している企業だという。
最後にゲストスピーカーとして、Jackaroo Oceania社のピーター・クロフォード共同オーナーが、“TGA”ライセンス取得企業としてビタミンサプリ、関節サポートフォーミュラ、サメ軟骨、オメガブレンドオイルといった自社のペット用サプリメントを紹介した。
加川デザインシステムズLLP(神奈川県横浜市、加藤恵子代表)は「オーガニックフォレストブランド」でエコサート認定を受けた化粧品、洗顔商品、美容オイルの3製品を新発売した。国産の化粧品としては、同認定は日本初。オーガニック商品取扱店、エステショップ、アロマショップなどへの展開を図る。エコサートは、フラ...
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