厚労省と農水省は13日「第23回コーデックス連絡協議会」を開催し、5月1日~5日にカナダで開催された「第34回食品表示部会」で議論された事項について発表した。
その中の議題「遺伝子操作技術由来/遺伝子組換え食品及び原材料の表示に関するガイドライン原案」では、1993年以降議論をしているが、各国のコンセンサスを得るのは困難とし、参加国より作業の中止または中断が提案されたが、最終的にノルウェーで再度作業部会を立ち上げて検討を継続することが決定し、来年1月ノルウェーにおいて、ノルウェー、アリゼンチン、ガーナの3ヵ国が共同議長となり、全ての加盟国と国際機関を対象とし作業部会が開催される運びとなった。
これに対しコーデックス専門委員からは「前回カナダが提案した遺伝子組み換え表示を任意表示と義務表示との2つにわける案があったが、その話し合いはどうなったのか。国としてはどうするのか」という意見が出た。これに対し農水省は「今回は作業自体を中断するか、継続するかについて論点が集中した。そのため具体的に表示をどうするかについての話し合いには及ばなかった」と説明。「国内の遺伝子組み換え表示については消費者の意見をふまえた上で今後対応していきたい」とした。
また議題「有機食品の生産、加工、表示及び流通に関するガイドライン」では、日本は農薬“ロテノン”について、魚毒性や水環境への影響があることから有機生産の原則に合わないこととして削除を提案した。ニュージーランドから支持を得たものの、米国は科学的データに基づく評価が必要だと主張した。これを受け、今後さらに科学的データを取り入れた提案文書を次回の食品表示部会へ提出するとした。
なお「第29回コーデックス総会」は、7月3~7日スイスのジュネーブで開催される。
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