ポーラ化粧品研究所(佐野文比古所長)はこのほど、萩の1種であるキハギに含まれる数種類のポリフェノール(“ユークレノンa6”、“アモリシン”、“アモリリン”、“レスペデザフラバノンH”)にメラニン抑制効果があることを発見したと発表した。研究は、静岡県立大学薬学部・宮瀬敏男助教授と共同で行った。作用機序については、現在調査中だという。
試験方法は、メラニンに特異的に取り込まれ増加させる“14C-チオウラシル”を添加した正常ヒト表皮メラノサイトに、“キハギ由来ポリフェノール”を添加したもの、“ハイドロキノン”を添加したもの、“アルブチン”を添加したもの、無添加のもののメラニン生成量を測定した。なお、“ハイドロキノン”は、医療現場でシミなどの脱色素材として用いられるもので、“アルブチン”は美白剤として知られている。
その結果、無処理細胞のメラニン生成量を100%とすると、“キハギ由来ポリフェノール”(“ユークレノンa6”)を2.5μM添加した細胞では22%となり、メラニン生成量は著しく減少した。同じ2.5μMの濃度の“ハイドロキノン”添加細胞では41%となり、“キハギ由来ポリフェノール”は“ハイドロキノン”添加細胞の約2倍のメラニン生成抑制活性を示した。また“アルブチン”が“キハギ由来ポリフェノール”と同様のメラニン抑制作用を示すには、200~400倍の濃度(500~1000μM)が必要であった。なお、“ユークレノンa6”以外のポリフェノールもほぼ同等の作用があったという。
この結果から同社では、“キハギ由来ポリフェノール”は新たな美白素材として期待できると結論付けている。
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医薬品、化粧品を世に送り出すための必要不可欠な業務なだけに、発売後は自分がその商品に関わったということを実感でき、やりがいにつながります。