加藤貿易(株)(本社東京都中央区、川村文良社長)は、化粧品、石鹸などに使用される原料であるニームの供給を食品分野まで拡大する。食品衛生法改正に伴い、29日に国内で正式に食品として認可されることから、今後は食品原料としてもニームを提供していく。食品の使用形態としては、お茶やサプリメントなどが考えられる。
原料のニームは、正式名“メリア・アザディラクタ”という高さ30mにもなる常緑樹木の葉を粉末にしたもの。5000年も前からインドの伝統医学 “アーユルヴェーダ”では、抗炎症剤、血圧降下剤、抗腫瘍剤として用いられてきた。インドでは“ミラクルニーム”と呼ばれ、万能樹として重宝されている。
人間に安全で植物の生育を助けることから環境に優しい素材として注目を集めるニームの効能は多岐に及ぶ。種子の部分より抽出した油は、美肌効果のあるオレイン酸、ステアリン酸を多く含む。
同社のニームはバングラディッシュの契約農場で栽培している。ニーム乾燥葉(粉末)は1kg・3000円で20kgより対応。そのほか、ニームを使用した石鹸のOEM供給にも対応している。また、農地の見学も随時可能だ。
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