(株)アミノアップ化学(本社北海道札幌市、小砂憲一社長)はこのほど、機能性食品素材「Oligonol®(オリゴノール)」の原料供給を開始する。Oligonol®はポリフェノールを世界で初めて低分子化し、高い抗酸化力が期待される。
ポリフェノール高含有素材は抗酸化を目的とした機能性食品素材として検討されているが、in vitro(試験管内実験)で効果がみられてもin vivo(動物実験)やヒト試験では効果が発揮されにくいものが多い。これは自然界に存在するポリフェノール(フラバノール)がポリマー(多量体)で存在するため、生体への吸収性が低いことが原因と考えられる。
同社では、ポリフェノールのポリマーを2から5量体程度のオリゴマーに低分子化。ヒトモニター試験では、ボランティア30名を3群に分け、1日あたりブドウ種子ポリフェノール(高分子)200mg、オリゴノール200mg、オリゴノール100mgをそれぞれ92日間摂取させた。血清中のポリフェノール量を測定した結果、従来のブドウ種子ポリフェノールに比較してオリゴノールは速やかに吸収された。また、継続摂取により血中ポリフェノール濃度を高く維持できることが証明された。
さらに、老化促進モデルマウスによる実験で、老化による運動量低下の抑制や生存期間の延長など、抗老化作用も確認された。男性被験者で動脈硬化の改善例も見られており、生活習慣病予防などにも期待される。
形態はフリーズドライした粉末。抗酸化・抗老化目的のサプリメント素材として提案していく。原材料には中国の果実・ライチを使用しているが、同社ではポリフェノールポリマーをオリゴマーに低分子化する技術で特許を出願しており、プロアントシアニジンを含むものであればどのような素材でも対応できるとしている。
今後は、ナノカプセル化した化粧品用途素材の開発も進めていく。先月28日から30日に行われた「第126年会日本薬学会」でも「新規低分子化ポリフェノールOligonol®の正常マウスに対する抗酸化作用」(食品として経口摂取)のほか、一丸ファルコス(株)との共同で「In vitroにおける低分子化ポリフェノールOlgonol®の化粧品化素材への検討」「ヒト試験による低分子化ポリフェノールOligonol®」の化粧品化素材への検討」も発表している。化粧品素材の上市は年内を予定。
(株)ファンケル(神奈川県横浜市、代表取締役社長執行役員:成松義文)は2009年2月20日より「マイルドクレンジングオイル」を新発売する。通信販売、直営店舗、全国のローソン店舗(一部除く)で販売する。同製品は、高いクレンジング力と肌へのやさしさに加え、濡れた手でも使える利便性で人気の同社オイルクレンジン...
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