(株)スプラウト(本社東京都中央区、川野辺浩由社長)は、4月の会社設立と同時にパウダー化した「ブロッコリースプラウト」の原料供給に乗り出す。
「ブロッコリースプラウト」とは、ブロッコリーの新芽のこと。含有する“グルコラファニン”が体内で酵素によって加水分解され“スルフォラファン” (ファイトケミカルの1種)に変換されることで、(1)解毒酵素を活性化、(2)抗酸化作用を増強する。これらの働きにより、体外から異物(病原菌、発がん物質)が入ってきても無毒化して尿・糞便として排出すると共に、体内の抗酸化物のバランスを保ち、生活習慣病や酸化ストレスによる疾患の予防・軽減を行う。
また「“イソチオシアネート類”(“スルフォラファン”を含む第二層解毒酵素を誘導するファイトケミカルの総称)の第二相解毒酵素誘導による発癌抑制」という研究が、御茶の水女子大学生活科学部食品化学研究室の森光康次郎氏と、名古屋大学大学院生命農学研究科食品機能化学研究室の内田浩二氏によって発表されている。著者らはこれまで蓄積された細胞レベルと動物実験結果から、“イソチオシアネート類”による発癌抑制効果を十分に期待できるとしている。
そのほか筑波大学消化器内科の谷中昭典講師は、ピロリ菌感染者に「ブロッコリースプラウト」摂取の臨床試験を行った。試験はプラセボ群25人、「ブロッコリースプラウト」摂取群25人に2ヵ月間、毎日70gを摂取させた。その結果、ピロリ菌の活性を調べたところ、「ブロッコリースプラウト」摂取群はピロリ菌の活性が約30~60%減少、胃炎も抑えられた。
同社の「ブロッコリースプラウト」は、建物内のコントロールされた環境で水耕栽培を行って生育していることから、害虫を排除できるほか雑草も生えないため、農薬・除草剤などの化学薬剤を使用していない。また、生鮮のブロッコリースプラウトよりもビタミン・ミネラルが豊富になっている。活性成分“グルコラファニン”も、1400mg/100gと、生鮮のブロッコリースプラウトの100~200g/100gよりもはるかに多くなっている。
同社では、青汁、打錠されたサプリメント、菓子などの一般加工食品での需要を見込んでいる。
マルサンアイ(株) (本社愛知県岡崎市、下村釟爾社長)は、9月1日より「国産大豆の豆乳」を新発売する。一般量販店などで販売する。売上目標は年間3万6,000ケース。同製品は、宮城県の農業研究センターとの共同研究で開発した大豆「きぬさやか」を使用した豆乳飲料。きぬさやかは、栄養成分はそのままに、大豆の青臭さの...
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