小林製薬(株)(本社大阪府大阪市、小林豊社長)はこのほど、「キトサン明日葉青汁」の販売を開始した。同製品は特定保健用食品で、血中コレステロールの低下作用が認められた。
同社では開発に先立ち、青汁飲用者に飲用目的を調査した。その結果、主に「日ごろの野菜不足やビタミン・ミネラル・食物繊維補給」のほか、「生活習慣病を予防したい」という声が多かった。中でも生活習慣病に関与する値として、コレステロールを気にしている人は調査対象の70%(複数回答)にのぼっていることに着目。コレステロールの吸収を抑え、血中コレステロールを低下させる成分としてキトサンを配合した。特定保健用食品として「コレステロールが高めの方へ」と表記、生活習慣病対策製品として付加価値のある青汁として訴求していく。
そのほかの特徴としては、青汁原料に明日葉を使用した点が挙げられる。一般的な青汁原料として知られるケールに比べ、明日葉には同等以上の栄養素が含まれる。さらに、継続的な使用を可能にするため、飲み易い味を追及。同社の調査によると、青汁飲用中止者で「味が美味しくない」を理由する人が最も多かった。同製品はにがみを抑え、青臭さの少ない抹茶風味に仕上げている。同社では、従来の青汁の「美味しくない・にがい」といったイメージを覆す製品だとする。粉末タイプで、水などに溶かして飲用する。
同製品の初年度売上目標は4億9000万円。販売は全国の薬局・薬店、スーパーなどで行う。青汁市場は約500億円規模にまで成長しており、同社では今回の新製品を店頭に投入することで、青汁市場全体の活性化につながると見ている。
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