【レッドコードを使用した“スリングエクササイズセラピー(SET)とは?】
運動器系疾患(腰痛、頚部痛、骨折後のリハビリ治療等)、中枢系疾患(片麻痺等)に対する治療エクササイズだけでなく、スポーツ領域においてのファンクショナルトレーニングに幅広く利用されています。またスリングが有する適度な不安定性(振動刺激)を利用した固有受容感覚機能の促通「Nurac: Neuro muscular activation」という新たなSETのアプローチが効果的に利用されています。
※Nurac: Neuromuscular activation(神経-筋機能促通手技)とは?
機能的活動下において、その運動連鎖に参加している一部の筋/筋群の機能が低下している状態を「ウィークリンク」と定義します。“ウィークリンク”が存在すると、動作・運動効率が低下するだけでなく、痛みの原因にもなりえます。スリングが有する「適度な不安定性=振動」を利用して固有受容感覚器に刺激を与え、筋の収縮機能を高めることで、効率的な運動連鎖に改善します。また、レッドコード専用振動刺激装置「Stimula」を使用することで、より効果的に筋の活動性が高められます。
【スリングエクササイズセラピーの特徴とは?】
レッドコードを使用した全てのアプローチを表します。以下のアプローチは、スリングの特徴である「自重免荷」「適度な不安定性」「セラピストに対する第3の手」「プログレッション:漸増的負荷トレーニング」を利用して実施されます。
≪治療としてのSET≫
1. トラクション
2. モビライゼーション
3. リラクセーション
4. ストレッチ
≪エクササイズ、トレーニングとしてのSET≫
1. スタビリティ
2. モビリティ
3. センソリモターファンクション
4. 筋力増強(CKC, OKC)
5. 持久力増強
【効果的アプローチを実現する“ワークステーション”】
≪レッドコードワークステーション≫
個別の治療・運動療法を実施する際、多様なポジションに応じて簡単に上下肢、頭部、体幹等を懸垂できるため、関節可動域、筋力増強、スタビリティトレーニング、各徒手的療法等が安全かつ効果的に実施できます。
関連リンク | http://www.irc-web.co.jp/products/redcord/index.html |
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レッドコードミニ | レッドコードホームエクササイズ用 |
レッドコードトレーナー | レッドコードプラスの本体のみとなりグループトレーニング等に適しています。 |
レッドコードプラス | レッドコードのスタンダード品 |
レッドコードプロフェッショナル | レッドコードエクストラの本体及び把手付きロープセット |
レッドコードプラスエクストラ | レッドコードプロフェッショナルに各種スリングをセット |
▲世界のトップアスリートがトレーニングで使用しています。
▲脳血管障害者の方のリハビリテーションとして。
▲使用例