泥水が濃ければ濃いほど、ハスの花は大輪の花を咲かせます。
ほとんど泥水ではなく、真水に近いようなきれいな水である場合、ハスの花は本当に小さな花しか咲かせません。
インド古代神話においては、生命・万物創世の母胎となった宇宙の中心的存在とされ、その影響を受けた仏教においては仏様が座る蓮華座などとして知られています。
ハスは恐竜が繁栄していた白亜紀後期にはすでに繁殖し、今日に至るまでその姿を太古のままに伝える、貴重な植物です。楕円形の種子は寿命が長く、1951年、大賀一郎博士により推定2,000年前の泥炭層から発見された種子が発芽・開花し大賀ハスとして今も栽培されています。
中国や東南アジアの伝統医学では、ハスの花に止血効果や鎮静作用のほかに、水泡、できもの、ニキビなどの皮膚疾患の治療効果があり、“顔色を益す”と伝承されています。
また、ハスの花に茶葉を入れた蓮花茶が健康茶として飲用され、花弁は美容浴剤として、また、雄しべは美肌化粧品として用いられてきました。
チロシナーゼの産生抑制・メラニン生成酵素の産生抑制 ⇒ハス花アルカロイド
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◎ ハスの利用目的
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ハスは日本、中国、インドなどに広く分布しています。
さまざまな部位がさまざまな目的で利用されています。
[ ハスの利用 ]
種子部 / 強壮
葉部 / 吐血、鼻血、肥満の改善
花部 / 吐血や皮膚病の治療、鎮静、抗炎症
雄しべ部 / 強壮、止血
根茎部 / 食用
[ 含有成分 ]
種子部 / アルカロイド、脂質
葉部 / アルカロイド
花部 / 未詳(研究例なし)
雄しべ部 / フラボノイド
根茎部 / でんぷん
※ハスの花部(蓮花)に強い美白効果がある事が解りました。
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◎ 規格
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・品名 / ハスの花エキス
・原料の種類 / ハス科植物ハス(Nelumbonucifera)の花
・性状 / 淡褐色〜褐色の乾燥エキス粉末・特異な匂いがあり、味は極めて苦い
・特殊成分 / 希エタノール可溶画分80.0%以上総アルカロイド1.0%以上
・商品形態 / ダンボール箱(1kgアルミ袋)
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◎ 実験データ
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下記実験結果の詳細はお問合せ下さい。
「ハス(Nelumbo nucifera) アルカロイド成分のメラニン生成抑制作用」
「美白効果 アルブチンとの比較」
「チロシナーゼ関連たん白質の産生抑制効果」