商機のタネ

第129回

リアルとネット融合の実像とは、の話


商機のタネ、リアルとネット融合の実像とは、の話
 
デジタルサイネージ(DS)ジャパンが閉幕した。着実に進化するDSの過程が凝縮されたイベントだった。いまや街中の広告塔して、従来の看板に取って代わらん勢いのDS。

その将来図はどうなるのか。

確実にいえることは、マーケティングの武器として、あらゆるシーンに浸透してくるということだ。

例えば、店内のDSで商品検索したとする。

すると内臓カメラがその性別や年齢を判別、何に興味をもっていたかのデータを蓄積し、次回来店時のサービスに活用する。

街中に設置されたDSは、その日の交通量、その属性などを記録し、周辺エリアの出店計画に活用される。

携帯やスマホと連動したタイプのDSであれば、端末情報から好みを推測し、店員に代わっておススメ商品を提示する…。

こうしたことの一部はすでに、消費者の購買情報を蓄積しているネット通販においては行われているが、今後はリアルでも消費者の情報が小売側にしっかりと把握されることになる。

折りしも、ヤフージャパンとローソンの提携が発表されたが、その狙いはまさにリアルとネットの顧客情報の融合にある。

もちろん、個人情報の問題があり、そう簡単にはいかないが、確実にその流れは浸透するだろう。

一歩間違えれば、供給側が消費者の多くの情報握る映画の中のような24時間監視社会への移行へとつがなりそうだが、それ以上にメリットにあふれている。

消費における需要と供給の溝が確実に縮まるからだ。

ここにスマホ、そしてGPSを絡めた位置情報が連動してくれば、消費者は、“欲しいものが欲しいときに欲しい場所”でストレスなく製品を入手できる環境が整備されることになる。

唯一懸念があるとすれば、こうした“外部的デジタル脳”の進化により、リアル脳が退化しないだろうか、ということぐらいである。

(2011/6/10)
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