商機のタネ
第21回
単なる値下げの時代は終わり、の話

商機のタネ-第21回単なる値下げの時代は終わり、の話 イオンが1万1,000円分のカードを1万円で発売した。お得感いっぱいのカードには購入者が殺到。不景気風が吹き荒れる中、見事な「売り上げ」を達成した。次回は21日に発売されるという。
大盤振る舞いのサービスだが、使用期限が2009年1月末までというところがミソ。囲い込み戦略としては、うまいやり方である。
景気が悪くても安いものしか買われないご時世。とはいえただの値下げでは息切れしてしまう。そこで、プリペイドカードやポイントカードの還元率アップ等で、しっかりと顧客を囲い込むワケだ。
とはいえ、激しい消耗戦であり、どの事業者でもできる戦略ではない。中小企業にとっては、極めて過酷な状況といえる。
公正取引委員会はさきごろ、成長著しい家電量販店の「不当廉売」の調査結果を公表。結果は現時点では独禁法違反にはあたらない、という判断だったが、それほどまでにメガショップが中小企業の事業活動に与える影響が深刻化していることをにじませる。
値下げではない顧客の獲得・維持。ハードな消耗戦に突入した流通市場では「アンチ値下げ」が、商機のタネ発掘のカギを握りそうだ。そのためには、いかにコストを下げるかではなく、いま一度消費者の側に立って、「どんなモノなら金を出すか」を徹底して考え抜くことである。
知恵を絞ればありつけて、絞った滴が芽吹かせる。それが「商機のタネ」。
(2008/12/17)
 
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