商機のタネ
第13回
年齢は追いかけると逃げる、の話

資生堂が60歳代向けの新スキンケアブランドを11月21日より発売する。
同層に行ったアンケート調査で「ピッタリあったと思えるブランド・商品が不在である」とする回答が約5割を占めたことなどがその開発背景という。
一方、森永乳業はさきごろ、「森永マミー」の“大人版”を発売した。一般的に「子供向け」と思われている商品だが、購入者調査で「30代以上の男性」が半数以上を占めていることが判明したことから、なじみの風味にコク味を加え、味わい深く仕上げたという。
この2つの動きからなにが読み取れるのか。ズバリ、必需品でないものに年齢セグメントはあまり意味がない、ということである。
60歳でベビー用ローションを愛用する人がいれば、逆に大人用マミーを子どもがゴクゴク飲むこともあろう。購入理由は「気に入った。いいっ」。それに尽きる。
その意味では消費者は自分に合うものを探し求める過程の方に「楽しみ」を見出しているといえる。
マーケティングは、徹底すればするほど迷路に入り込む、ある種の“魔物”である。
(2008/10/21)
 
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