メンタルケアのハーブ
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ベネトロンはラフマから抽出した機能性素材。
ラフマに含まれる、ヒペロサイドとイソクエルシトリンのエキスに抗うつ作用などの効果があることが認められており、それらを規格化した。
ベネトロンは、ラフマの学名であるApocynum venetumにちなみ、ラフマの力をそのまま届けたい、という思いから名づけられたという。
中国西北地方では古くからラフマをお茶として飲む習慣があり、長寿になるといわれるなど、健康に役立つとされてきたが、メンタルケアのハーブとして知られるようになったのは、最近のこと。
2001年の論文発表に端を発し、以降、研究が進められてきた。
欧米では、メンタルハーブなど、抗うつに対する研究は進んでいるが、日本ではまだまだ。
そうした中でもうつは社会問題化するなど日本でも深刻なだけに、アジア発のメンタルハーブとして、同素材は注目される。