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大豆イソフラボンの皮膚細胞に対する有効性を解明


[2011/03/31]

ノエビアグループは、神戸学院大学薬学部生命薬学部門細胞生物学科(鷹野(たかの) 正興(まさおき) 講師)との共同研究において、大豆イソフラボンの皮膚細胞に対する有効性を明らかにしました。

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た作用があり、女性の不安定な体調緩和や健康維持に働いていることがわかってきています。また化粧品の有効成分としても注目されており、これまでにコラーゲン産生促進効果、ヒアルロン酸産生促進効果、メラニン生成抑制効果などが報告されています。本研究では、大豆イソフラボンの化粧品としての有効性を評価するため、皮膚細胞に対する効果を調べました。

【試験方法】

イソフラボン類として、ダイゼイン、ゲニステイン、ダイジン、アセチルダイジン、マロニルダイジン、マロニルグリシチンの計6 種類のイソフラボンと、その比較対象として女性ホルモンの一つであるβ-エストラジオール(以下、E2)について、“正常ヒト表皮角化細胞(以下、NHEK)”の細胞賦活効果およびアルギナーゼ※1活性促進効果、“正常ヒト真皮線維芽細胞(以下、NHDF)”の細胞賦活効果およびヒアルロン酸産生促進効果について調べました。

※1:アルギナーゼ:

アルギニンを尿素に分解する酵素で、尿素が高い保湿効果を有することから保湿作用の評価に用いられる。

【試験結果】

イソフラボン類全てにおいてNHEK の細胞賦活効果およびアルギナーゼ活性促進効果が見られましたが、E2 に関して効果は示されませんでした。

NHDF の細胞賦活効果は、アセチルダイジンおよびマロニルダイジンに対して効果が見られ、ヒアルロン酸産生促進効果は、ダイゼイン、ゲニステイン、ダイジン、アセチルダイジンおよびE2で見られました。

以上の結果より、イソフラボン類は、表皮、真皮の両者において優れた保湿効果を発揮する可能性があることが示唆されました。

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