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世界で50万例のがんに肥満が関連


[2014/12/12]
世界で50万例のがんに肥満が関連

世界で年間に新たに発生するがんのうち50万例近くが肥満に関連しており、そのうち約3分の2が北米およびヨーロッパで発生していることが明らかにされ、「The Lancet Oncology」に11月25日掲載された。

184カ国のデータを分析した結果、2012年に発生した新たながんのうち、女性では34万5,000例(5.4%)、男性では13万6,000例(1.9%)が過剰な体重に関連するものであることが判明した。女性では、閉経後の乳がん、子宮体がんおよび大腸がんが肥満に関連するがんの4分の3(25万件)を占めていたのに対し、男性では大腸がんおよび腎がんが3分の2以上(約9万件)を占めていた。先進国では女性で約8%、男性で3%のがんが過剰な体重に関連していたのに対し、開発途上国では女性で1.5%、男性で0.3%であった。

2012年、肥満に関連するがんの発生数が最も高かったのは北米で、11万例(世界総計の23%)を超えており、最も低かったのはサハラ以南のアフリカで7,300例(同1.5%)であった。ヨーロッパでは肥満に関連するがんが6万6,000例みられた。国により比率には大きなばらつきがみられ、男性では、チェコ共和国(2012年の新たながんの5.5%)、ヨルダンおよびアルゼンチン(4.5%)、英国およびマルタ(4.4%)で特に高く、女性ではバルバドス(12.7%)、チェコ共和国(12%)、プエルトリコ(11.6%)で高かった。サハラ以南のアフリカでは最も比率が低く、男性で2%未満、女性で4%未満であった。

研究を率いた国際がん研究機関(IARC)のMelina Arnold氏は、「この知見は肥満の増加傾向に対処しようとする世界的な取り組みを後押しするものである。世界では成人の肥満率が1980年以降倍増している。この傾向が続けば、特にこの30年で肥満率が大幅に増加している南米や北アフリカでは、将来的にがんの負担が確実に増えると考えられる」と述べている。

英オックスフォード大学のBenjamin Cairns氏は付随論説のなかで、「がん予防のための世界的な医療資源には限りがあるため、肥満対策に割り当てる資源は、感染症や喫煙などの他の重要ながんの原因とのバランスを取る必要がある」と述べている。今回の研究では肥満と世界的ながんの増大との関連が認められたが、因果関係は裏付けられていない。(HealthDay News 11月26日)

http://consumer.healthday.com/cancer-information-5/breast-cancer-news-94/obesity-fuels-many-cancers-worldwide-report-shows-694092.html
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