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進歩する小児がん治療、課題が山積み


[2014/02/17]

進歩する小児がん治療、課題が山積み
米国での小児がんに対する取り組みには前進がみられるものの、まだ多くの課題が残されているという報告が、「CA: A Cancer Journal for Clinicians」オンライン版に1月31日掲載された。

米国がん協会(ACS)によると、19歳以下の集団では、この1年で推定1万5,780人が新たにがんと診断され、1,960人が小児がんにより死亡しているという。19歳以下での年間の小児がん発症率は10万人につき18.7人で、20歳までに約285人に1人が小児がんと診断されることになる。現在、20〜39歳の若年成人の530人に1人は小児がんを克服した患者だ。外科手術、放射線療法、化学療法の進歩により生存率は向上しているものの、生存患者の多くは長期的な健康問題を抱えるリスクが高いという。

小児脳腫瘍を克服した患者には、けいれん、難聴、失明、腕や脚の脱力、ホルモンバランスの喪失、甲状腺障害、知能低下などがみられることがある。今回の報告はさらに、予防可能な原因がわかっている小児がんはごくわずかであり、一部の症状は小児によくみられる疾患に類似しているため、早期発見が困難であると指摘している。

ACSの最高医学責任者であるOtis Brawley氏は、「小児がんについては、一部では劇的な前進がみられるが、別の部分では嘆かわしいほど進歩が遅れている。がんが依然として小児の死亡原因の第2位となっている事実を忘れてはならない。がんとその治療による副作用を軽減するためにすべきことは多い。がんの予防や早期発見の方法を見つけるため、小児がんをもたらす分子事象の理解がさらに進むことが期待される」と述べている。

がん疫学者で米国の非営利団体American Childhood Cancer Organization(ACCO)役員であるJennifer Cullen氏は、付随論説で「一部の小児がんについては成功をみているが、それ以外は依然として治癒、治療の不可能な疾患となっている」と述べ、今回の新たな報告は、前進している部分と立ち遅れている部分を評価するうえで重要な報告であると同時に、小児のさまざまながんの間で生存率や奏効率に大きなばらつきがあることを示すものであると指摘している。(HealthDay News 1月31日)

http://consumer.healthday.com/chancer-information-5/brain-cancer-news-93/childhood-cancer-report-brings-mixed-news-684337.html
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