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早発閉経女性の不妊症治療で初の出産に成功


[2013/10/15]

早発閉経女性の不妊症治療で初の出産に成功
早発閉経の女性を対象とする革新的な不妊症治療が日本で初めて成功し、健康な男児の出生が報告された。男児の母親である30歳の女性は原発性卵巣不全だった。この疾患に罹ると、40歳未満で閉経期症状が現れ、卵胞が消失する。

研究著者である聖マリアンナ医科大学(神奈川県)の河村和弘氏は、「(治療について)常に不安を感じていたが、元気な赤ちゃんを見たとき不安は喜びに変わった」と述べている。「この不妊症治療が世界中で利用されることを期待しているが、論文に従うだけで同じ結果を得ることは極めて難しい。この治療の研修コースを実施したいと考えている」と、同氏は付け加えている。この研究は、米スタンフォード大学(カリフォルニア州)の研究者らとの協力により実施され、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に9月30日掲載された。

生殖年齢の女性の約1%が原発性卵巣不全による不妊症に悩んでいるという。現在、この疾患の女性が妊娠するにはドナーから卵子提供を受ける必要がある。今回の新しい治療法が広く利用できるようになった場合、その費用は少なくとも1万5,000ドル(約148万円)になると、河村氏は述べている。

実験的治療では、患者の卵巣を腹腔鏡下で摘出し、細く切ったものを微小な立方体状に分断して卵胞の成長を促す薬剤で2日間処理した。処理した断片を女性の卵管に移植し、卵の産生を促進するホルモンを投与した。27人がこの治療を受け、そのうち5人から成熟卵を採取することに成功。採取した卵を夫の精子と体外受精させ、胚を女性に移植した。現在、ほかに1人が妊娠中だという。研究グループは、がんの化学療法や放射線療法に起因する早発閉経の女性のほか、40〜45歳の不妊症の女性に対するこの治療の有用性を検討する予定だという。

米メソジスト病院(ヒューストン)のHailey Hall氏はこの研究について、治療による母子への長期的なリスクを明らかにするには、数十年を要すると警告している。河村氏は、この治療によるリスクは腹腔鏡下手術による一般的なリスクのみであり、卵の染色体には影響はないとの考えを示している。(HealthDay News 9月30日)

http://consumer.healthday.com/infertility-information-22/infertility-news-412/novel-infertility-treatment-leads-to-first-baby-researchers-report-680612.html
Copyright (c) 2013 HealthDay. All rights reserved.

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