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乳がん再発リスクの予測に有用な指標


[2013/09/25]

乳がん再発リスクの予測に有用な指標
長期的な乳がん再発リスクを予測できる遺伝的指標が特定されたという知見が、「Lancet Oncology」オンライン版に9月12日掲載された。

今回の研究では、エストロゲン受容体(ER)陽性乳がんの治療を受ける患者の再発リスクを予測する遺伝子シグネチャー(gene signature)を用いた3種類の方法を比較。その結果、「BCI(breast cancer index)」という方法だけが、タモキシフェンまたはアナストロゾール(アロマターゼ阻害薬の1つ)による5年間の治療後も乳がん再発リスクが持続する患者を正確に特定できた。BCIとは、7つの腫瘍特異的遺伝子の発現レベルに基づくバイオマーカーだ。他の2つの方法は、現在の臨床判断のゴールドスタンダードである「オンコタイプDX 再発スコア」と比較的使用頻度の低い「ICH4遺伝子シグネチャー」。

3つの方法ではいずれも5年以内の再発リスクを予測することはできたが、長期的な再発リスクを正確に評価できるのはBCIだけだった。BCIでは、リスクの極めて低い60%の患者と、長期にわたり有意なリスクが持続する40%の患者とを明確に区別することができたと、研究グループは述べている。

研究共著者の1人で、米マサチューセッツ総合病院がんセンター乳がん研究プログラム長であるPaul Goss氏は、「乳がん患者の原発腫瘍にみられる、再発リスクの高さを示す独特の『指紋』の有用性が明らかになった。これによって、リスクが持続する患者には治療の延長を提案し、リスクの低い患者では治療コストと副作用を回避することが可能となる」と述べている。

ER陽性乳がんでは、タモキシフェンまたはアナストロゾールによる5年間の治療後、半数以上に再発がみられることから、この知見は臨床管理において極めて重要な意味をもつと、研究を主導した同センターのDennis Sgroi氏は述べている。同氏は、「BCIは2つのリスク集団を明確に区別することができ、ホルモン療法の延長が必要な患者と、有害な副作用を避けるべき患者を決定するうえで必要性の高いツールを提供するものと考えられる」と説明している。(HealthDay News 9月11日)

http://consumer.healthday.com/cancer-information-5/breast-cancer-news-94/researchers-zero-in-on-likelihood-of-breast-cancer-recurrence-680072.html
Copyright (c) 2013 HealthDay. All rights reserved.

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