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DNAの血液検査で癌の徴候を検知できるか


[2012/12/11]

DNAの血液検査で癌の徴候を検知できるか
患者に癌があるかどうかを判定するのに医師が日常的に利用できるDNAベースの血液検査の可能性を示す研究論文が「Science Translational Medicine」11月28日号に掲載された。

この研究は予備的段階のものであり、この検査で癌が検出されたとしても、その結果の扱い方が大きな問題となる可能性もある。それでも、癌の遺伝子検査は大きな前進となる可能性があると、専門家らは言う。米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルティモア)キンメル癌センターのVictor Velculescu氏は、「この検査は、癌を早期に発見し、治療を受ける際に癌の程度を知るための1つの手段となりうる」と述べている。

現在、血液検査としては癌に対する生体反応を検出するものが複数あるほか、血液中の癌細胞を検出する方法も開発されている。今回の検査法は、癌細胞が死滅する際に血液中にこぼれ出るDNAの徴候を検査するという点で独特のものであると、Velculescu氏は説明している。

今回の研究では、この検査法により、乳癌または大腸癌の患者10人と健康な被験者10人と比較して「違い」を検出できることが明らかにされた。誤って健康な被験者に癌の存在が示されることはなかった。あらゆる癌にこの検査を適用することが可能であると、Velculescu氏は言う。費用は数千ドルだが、最終的に価格は下がると同氏は予想しており、将来的にはこの検査が定期的に実施され、生検を必要とせずに癌を検出できるようになる可能性があると述べている。現時点では、さらに研究を重ねる必要がある。

この検査で癌の徴候が検出された場合、その後どうするかという問題も出てくる。PSA検査として知られる前立腺癌のスクリーニング検査は、一部の患者が不必要な治療を受けている可能性があることから、議論の的となっている。しかし、米国癌協会(ACS)のOtis Brawley氏は、癌スクリーニングの血液検査は日常診療の一部となっていくことが予想されると述べる。患者の癌の程度を評価する目的で生検の代わりにこの検査法が利用される可能性もあると指摘している。(HealthDay News 11月28日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=671060
Copyright (c) 2012 HealthDay. All rights reserved.

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