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農村部の患者は大腸癌の予後不良


[2012/10/16]

農村部の患者は大腸癌の予後不良
米国では、農村部に住む大腸癌患者は、都市部の患者よりも死亡率が高いことが、新しい研究により報告された。また、農村部の大腸癌患者は後期ステージになってから診断を受ける傾向があり、化学療法や外科的治療を受ける比率も低いことがわかった。

米ミネソタ大学およびミネアポリス退役軍人メディカルセンターの外科医らは、カリフォルニア州癌登録で1996年から2008年までに大腸癌の診断を受けた12万3,000人強の患者のデータを分析した。その結果、患者の約15%が農村部に住んでおり、農村部の患者は、都市部の患者に比較してステージ3または4の癌と診断される比率が4%高いことが判明。また、ステージ1〜3の大腸癌と診断された農村部の患者は、都市部の患者に比べ、手術で十分な数のリンパ節切除を受けている比率が18%低かった。

研究グループによると、リンパ節切除が不十分であることは、癌治療チームの質の低さを示す徴候と考えられるという。このほか、ステージ3の大腸癌と診断された農村部の患者は、都市部の患者に比べ化学療法を受ける比率が17%低く、癌で死亡する確率が5%高かった。この研究は、シカゴで開催された米国外科学会(ACS)年次臨床集会で発表された。

研究著者である米ミネソタ大学のChristopher Chow氏は、「農村部の患者が大腸癌と診断されたら転居すべきだというわけではない。今回の研究からいえることは、農村部および都市部の両方で治療を行う外科医として、われわれは農村部の患者が都市部と同等の高度な治療を確実に受けられるよう標的を定めていく必要があるということだ」と述べている。また、農村部と都市部の大腸癌患者の治療に差がみられる理由を明らかにするため、さらに研究を重ねる必要があるという。

「今後の研究では、その理由に着目していく必要がある。農村部の患者の予後がよくない傾向のあることが初めからわかっているのだから、その根底にある理由に対処しなくてはならない」と、Chow氏は述べている。

なお、学会発表されたデータおよび結論は、ピアレビューを受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなす必要がある。(HealthDay News 10月3日)


http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=669171
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