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ランナーは寿命が長い、ただし過剰なランニングは心臓に有害


[2012/06/21]

ランナーは寿命が長い、ただし過剰なランニングは心臓に有害
ランナーは寿命が長いことが新しい研究で明らかにされたが、一方で、持久力を必要とするアスリートの心血管の健康に関する別の研究では、過剰な運動は心臓にベネフィット(利益)ではなく、障害を与えることが判明。心臓に対する負荷に限界点(tipping point)のある可能性が示唆された。

最初の研究は、米ジョン・オクスナー心血管研究所(ニューオーリンズ)のChip Lavie博士らが20〜100歳の成人5万3,000人近くを対象に、ランニングと心血管関連死との関係を分析し、米サンフランシスコで開催された米国スポーツ医学会(ACSM)年次集会で発表したもの。

被験者は1971〜2003年に健康診断を受け、研究開始時に心疾患、癌(がん)、糖尿病は認められず、約27%がランニングをしていた。国民死亡記録(National Death Index)のデータを用いた結果、ランナーの死亡率はそうでない人に比べて約20%低かった。また、週20マイル(約32km)超の距離、5〜7マイル(約8〜11km)/時以上の速度、または週2〜5回以上の頻度で走らなければ、ランニングにより死亡リスクが低減した。

Lavie氏は「大量のランニングを行った場合のアウトカム(転帰)は、走らない場合ほどは悪くないが、距離や頻度、スピードが過大になると、軽めのランニングによる生存率へのベネフィットが失われるようである」と述べている。学会発表された研究は、ピアレビューを受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなす必要がある。

一方、医学誌「Mayo Clinic Proceedings(メイヨー・クリニック プロシーディングズ)」6月号に掲載された別の研究では、米ミズーリ大学内科教授のJames O'Keefe氏らが、マラソンランナーやトライアスリート、プロのサイクリスト、ウルトラマラソンランナーなどの厳しい持久訓練の影響に関する科学文献をレビュー。その結果、厳しい持久訓練が長期的な心臓障害につながることが判明した。同氏は「心血管系が処理できる以上の訓練をすれば心臓に重い負担がかかり、損傷が生じる。厳しい訓練中に特定の心血管バイオマーカーが上昇し、このことが心臓の損傷、特定のタイプの不整脈への感受性(susceptibility)増大につながる」という。(HealthDay News 6月4日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=665307
Copyright (c) 2012 HealthDay. All rights reserved.

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