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禿頭(とくとう)症の男性は前立腺癌(がん)リスクが高い?


[2012/06/07]

禿頭(とくとう)症の男性は前立腺癌(がん)リスクが高い?
禿頭(とくとう)症の男性は、頭髪のある男性に比べて前立腺癌(がん)リスクが高い可能性が予備的研究で示唆され、米アトランタで開催された米国泌尿器科学会(AUA)年次集会で発表された。

カナダ、トロント大学泌尿器外科教授のNeil Fleshner氏は、「禿頭症の男性は、早期スクリーニングと、おそらく必要に応じた迅速な生検によって恩恵を得られることを認識する必要がある。今回の研究では禿頭症が重度であるほど前立腺癌を有する可能性が高かった。我々は、これが現実であることを95%確信している」と述べている。

男性型禿頭症と前立腺癌が関連する可能性は以前の研究で検討されており、正確なメカニズムは解明されていないが、男性ホルモンのアンドロゲンが禿頭症と前立腺癌の両方に役割を果たしている可能性が考えられている。禿頭症の男性ではアンドロゲンのジヒドロテストステロン(DHT)が増加しており、これにより毛包が徐々に収縮すると考えられ、DHTは前立腺癌の発症にも影響を及ぼす。

Fleshner氏らによる今回の研究は、前立腺特異抗原(PSA)検査値の上昇(平均5.8)を認めた59〜70歳の患者214例が対象。全例に前立腺生検を行い、禿頭症は、生検採取前に4段階(前頭部のみ、頭頂部でごくわずか、中等度の頭頂部および側頭部、重度の頭頂部および側頭部)で評価した。その結果、禿頭症のパターンが重度であるほど、生検陽性との関連性が強かった。

今回の研究では、禿頭症と前立腺癌リスクの関連性が示されたが、PSA値が正常な男性は含まれておらず、因果関係は証明されていない。同氏らは以前の研究で提起された示指(しじ:人差し指)と薬指の相対的な長さと前立腺癌診断の関係の有無についても調べたが、関連性は認められなかった。今回の研究は学会発表であるため、データおよび結論は、ピアレビューを受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなす必要がある。(HealthDay News 5月22日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=664980
Copyright © 2012 HealthDay. All rights reserved.

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