健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

脳卒中後の貧血は死亡リスクを高める


[2012/02/14]
脳卒中後の貧血は死亡リスクを高める

脳卒中後の貧血により男性の死亡リスクが3倍以上になることが、新しい研究によって示唆され、米ニューオーリンズで開催された米国脳卒中協会(ASA)主催の国際脳卒中学会(ISC2012)で発表された。

貧血は、心疾患や癌(がん)、重度の脳卒中における以上に脳卒中後の死亡予測因子となり、死亡リスクは軽度の貧血であっても認められることが判明したという。米エール大学(コネティカット州)医学部神経学助教授のJason Sico氏らは、2007年に米国退役軍人(VA)病院(131施設)の一つを受診した男性虚血性脳卒中患者3,750人の医療記録をレビューした。

貧血患者と非貧血患者を比較した結果、重度の貧血により死亡リスクは3.5倍増大し、入院中の1年以内の死亡リスクは2.5倍になることが判明した。中等度の貧血患者では、脳卒中後半年から1年後に死亡するリスクが非貧血患者の2倍、軽度貧血患者では1.5倍であった。同氏らは貧血のほか、年齢、脳卒中の重症度、脳卒中の危険因子、バイタルサイン(生命徴候)、臨床検査結果、脳卒中前後の患者の健康全般などの因子も考慮した。

Sico氏は「脳卒中生存者における重度の貧血は、脳卒中後1年以内に死亡するリスクを高め、脳への酸素供給の効率も変化させる。脳卒中患者の大多数が発症時に非常に血圧が高いが、これは身体が特に脳卒中が生じた部分により多くの血液を送ろうとしているということを意味する。“脳自動調節能(cerebral auto-regulation)”と呼ばれるこのプロセスは長期の貧血患者では損なわれていることが多い。今回の研究は、貧血を有する脳卒中後患者は、入院時から死亡リスクが増大しており、脳卒中後1年間、注意深く監視する必要のあることを示している」と述べている。

米マイアミ大学ミラー医学部のRalph Sacco博士は、「脳卒中と貧血の危険性を指摘した研究はあるが、今回の研究は急性脳卒中の入院時での貧血と死亡リスクの関連性を初めて示したものである。貧血により脳への酸素供給が損なわれる可能性があり、脳卒中患者の貧血を治療することは重要である。これは女性にも当てはまる可能性が高い」と述べている。

なお、この研究は学会発表されたものであるため、ピアレビューを受けて医学誌に掲載されるまでは、そのデータおよび結論は予備的なものとみなす必要がある。(HealthDay News 2月2日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=661342
Copyright (c) 2012 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
・関連ニュース
メンズ ボディソープ「AGICA GLAND-TEX5.0」を発売/スタジオライン
40才からの男性化粧品ブランドから「薬用デオドラント」2品を発売/マンダム
脳卒中後のリハビリに乗馬療法や音楽療法が有効
・関連ワードで検索
脳卒中死亡リスク男性貧血
・今週のアクセスランキング
1.7/31 機能性表示食品の届出情報(GOLDAY(ゴールデイ)/ローズヒップ由来ティリロサイド《日水製薬医薬品販売》)等[追加3製品 / 合計1,412製品]/消費者庁
2.『食品表示基準について』を更新/消費者庁
3.機能性表示食品「イヌリン〜ふたつのおいしいレシピ〜中性脂肪 食後血糖値」を発売/エーエフシー
4.5/17 機能性表示食品の届出更新(ダイエタリーファイバー/イソマルトデキストリン(食物繊維)《オリヒロプランデュ》)等[追加10件 / 合計2,049件]/消費者庁
5.機能性表示食品「カゴメ ラブレα プレーン」新発売/カゴメ
・ニュース検索
新着 | 健康美容 | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

健康美容EXPO 事務局

会社概要  利用規約  個人情報保護ポリシー

お問合わせ

Copyright(c)2007-2019 All Rights Reserved.
健康美容EXPO