健康美容NEWSモバイル
海外ニュース

減量手術は心臓発作および死亡リスクの低減と関連


[2012/01/11]
減量手術は心臓発作および死亡リスクの低減と関連

減量手術を受けた肥満患者では心臓発作や脳卒中、死亡のリスクが低減することが、スウェーデンの新しい研究で示された。このような心臓の健康へのベネフィット(便益)は、体重減少よりもインスリン産生の変化など術後に起きる代謝の変化に関係しているという。

1987年に開始され、米国医師会誌「JAMA」1月4日号に掲載された今回の研究は、減量手術の心血管への便益を示した初めての前向き試験。スウェーデン、イェーテボリGothenburg大学内科教授のLars Sjostrom氏らは、スウェーデン人肥満者研究(Swedish Obese Subjects study)における、肥満手術を受けた被験者2,000人以上と受けなかった2,000人以上のデータを検討。全例、中年の白人肥満患者であり、健康障害のある者とない者がいた。

14年以上の追跡調査期間中、手術群の28例、非手術群の49例が心血管障害で死亡した。心臓発作または脳卒中の初発は手術群で199件、非手術群で234件みられた。また、手術群では非手術群に比べて致死的な心臓発作の発生が少なく(22件対37件)、手術はより少ない致死的および非致死的な脳卒中にも関連していた。ただし、両群とも体重減少と心血管イベントに有意な関連は認められなかった。

Sjostrom氏は「肥満手術により、心臓発作と脳卒中の発生率が約30%低下した。術前のボディ・マス・インデックス(BMI)は外科的治療の影響を予測しないが、術前のインスリン濃度は術後の便益と強く関係していた。今回の知見は、通常の治療に比べて肥満手術が良い影響を及ぼすことをさらに強調している。また、患者選択の主な基準にBMIを用いているため、肥満手術のガイドラインはおそらくすべて改訂しなければならないだろう」と述べている。

米ワイルコーネルWeill Cornell医科大学(ニューヨーク)のFrancesco Rubino博士は、「これまで、手術は自身で減量する意志のない患者のための近道だと考えていたが、コントロール不能の糖尿病または心疾患を有する患者の命を救う可能性がある」と指摘している。別の専門家は「この手術は、体重減少により改善をもたらす疾患の治療を標的にすべきである。糖尿病または睡眠時無呼吸のある肥満患者や、関節置換が必要な膝または股関節の関節炎患者が当てはまる。ただし、感染症や塞栓症などの合併症、術後の体重増加などのマイナス面も多い。実際のところ、減量手術の長期的成績はまだ明らかではない」と述べている。(HealthDay News 1月3日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=660378
Copyright (c) 2012 HealthDay. All rights reserved.

つぶやく
関連ニュース
セ人工芝の「薄さ」により高校スポーツ選手の負傷リスクが上昇か
セ全粒穀物をよく食べる人は早期死亡リスクが20%低い
セ不況時にはアルコールで男性の自殺リスクが上昇
関連ワードで検索
心臓病減量手術リスク
ソ今週のアクセスランキング
1.コーセーとセブン-イレブン共同企画の「雪肌粋(せっきすい)」発売
2.お茶の香りの貯蔵メカニズムを解明/サントリー食品インターナショナル
3.つっぱらないのが嬉しい酵素洗顔料、『肌極 はだきわみ』発売/コーセー
4.コーセー「スティーブンノル コレクション」ヘアケアがリニューアル
5.三重県産の本真珠を溶かし込んだ美容酢
<jュース検索
新着 | 健康美容 | 海外ニュース | プレスリリース | 行政ニュース
 

健康美容NEWSモバイルTOP

【健康美容EXPO PC版】

お問合せ
Copyright(c)2007-2015 All Rights Reserved.
健康美容EXPO