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ビタミンDはカルシウムとの併用でのみ骨の健康に有用


[2011/12/27]
ビタミンDはカルシウムとの併用でのみ骨の健康に有用

骨の健康に対するビタミンDの効果に関する新しい分析研究で、ビタミンDが高齢者の骨折リスクを低減させることが示された。ただし、これはカルシウムサプリメントを摂取していた場合に限られるという。

少数の食品に存在するビタミンDおよび日光曝露により自然に産生されるビタミンDに関する無作為化比較試験19件と観察研究28件をレビューした米国予防医療作業部会(USPSTF)による今回の研究では、ビタミンDサプリメントが癌(がん)予防に有用かどうかを述べるには時期尚早であることも明らかになった。

医学誌「Annals of Internal Medicine(内科学)」12月20日号に掲載された今回の研究において、米タフツTuftsメディカルセンター(ボストン)のMei Chung氏らは、癌および骨折の臨床的アウトカムに対するビタミンDのベネフィット(便益)と有害性を、カルシウム補充と補充しない場合について検討した。

同氏は「今回のレビューでは、1日あたり300〜1,100国際単位(IU)のビタミンDとカルシウム500〜1,200mgの併用により65歳以上の骨折リスクが低減することが結論付けられているが、これに基づいて特定の推奨用量をアドバイスすることはできない。さまざまな年齢群のビタミンDの正確な用量を突き止めるには、骨密度に着目した研究が有用な可能性がある」と述べている。

同誌に掲載された関連研究で、USPSTFは、心疾患予防のためのビタミンD補充を支持するエビデンス(科学的根拠)はなお認められていないこと。また限られたデータおいて、高用量のビタミンDによりすべての癌リスクの低減が示唆されているが、確実な結論を出すにはさらに研究が必要であるとしている。適切な用量に関する懸念事項としては、過剰なビタミンDは腎結石や尿路結石のリスクを高めることを挙げている。(HealthDay News 12月19日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=660003
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