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交感神経系の除神経が心室性不整脈の予防に有用


[2011/12/26]
交感神経系の除神経が心室性不整脈の予防に有用

胸部の左右両側の交感神経系に関係する神経の切除が、ストレスによって生じる危険な心室性不整脈(VA)の予防に有用である可能性が、新しい小規模研究で示唆された。

危険性に対応するアドレナリンによるストレス反応は正常な反応であるが、一部の人ではこの反応が異常に強く、多汗症(hyperhidrosis)や心室性不整脈などの心調律(heart rhythm)異常に至る可能性がある。米国では毎年40万人が“エレクトリカル・ストームelectrical storm”とも呼ばれる心室不整脈により死亡し、最も多い死亡原因となっている。治療には薬物療法、植込み型除細動器(ICD)、心拍異常を引き起こす心筋の小さな領域を標的としたカテーテルアブレーション(焼灼術)がある。

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)不整脈センター所長のKalyanam Shivkumar氏は、「これらの治療選択肢が失敗した場合、特に生命を脅かすエレクトリカル・ストームを認める患者は危機的な状況に陥る。我々は常に、患者を救うための新たな選択肢を求めている」と述べている。

米国立衛生研究所(NIH)の資金援助を受けて実施された今回の研究で、同氏らは、両側心臓交感神経除神経(bilateral cardiac sympathetic denervation)と呼ばれるこの新しい手技を6例に実施した。術後、4例では完全奏効(CR)が認められて不整脈がなくなり、1例では部分奏効(PR)を認め、1例は無効であった。

米ニューヨーク大学ランゴンLangoneメディカルセンター心調律センター所長のLarry Chinitz氏は、「心調律に対する自律神経系の影響は非常に強く、調律管理を補助するためのこの二次的処置は数年間にわたり用いられてきた。今回の新しい手技は、この外科的手技の革新的な利用法で、現在使用可能な治療法の強力な補助療法となる可能性がある」と述べている。

研究結果は、米国心臓病学会(ACC)誌「Journal of the American College of Cardiology」12月27日/1月3日号に掲載された。(HealthDay News 12月19日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=660004
Copyright (c) 2011 HealthDay. All rights reserved.

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